もっと上手く。楽しくなる知識。とサッカーが上手くなる試合の見方

こんにちは
谷田部です。

最近ドリブル塾などを行なっているためドリブル偏重?
と思われるかもしれませんが、
パスやポジショニングがもっと面白くなる。ということもやっています。

今日はそうした内容について書いていこうと思います。

サッカーはこれを知るともっと上手くなる。

サッカーの楽しさは相手を抜いたとき。
またはゴールしたとき。などがわかりやすい楽しみ方のはずです。

でももっともっと楽しい瞬間とはどんな瞬間でしょうか。

かつてのバルサや日本代表のいい時はまさにこれ

世界中のサッカーファンを魅了したバルセロナ
そのスタイルはパスサッカーで崩すスタイルでした。
その中にメッシやロナウジーニョのようなドリブルもできる選手が入って相手をパニックに陥れる

日本代表も調子の良い時は、ゴール前を小刻みにパスをつなぎ相手を崩していく。というスタイルが魅力的でしたが
最近の代表はまた違ったスタイルを模索しているような印象です。

ドリブルで楽しいのは実は本人だけ

ドリブル塾をあれだけ批判していたのにドリブル塾を今はやっています。
ドリブル塾は意味がない。と実際に言っていました。

要するに足技とフェイントだけ学んでも意味がないからです。

試合中にどのようにそのドリブルを当てはめるのか?
それを理解させるためには、サッカー全体の理解も含めてさせてあげることが重要だからです。

独りよがりのドリブルは本人はいいかもしれませんが、周囲全体はつまらなくて溜まったものではありません。

奪われた後の尻拭いだけが周囲には待ち構えているからです。

パスを出す際に何を考えるのか?

パスを出す前に、その人に出す際に何を考えて出すのか?
これお覚えると非常にサッカーが楽しくなります。

そしてそれを覚えると、自分自身が2手3手先を見越したプレーができるようになります。
簡単にいうと、

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別の人間の視野をも使ってサッカーをする

そのためには、その人の体の向きで
”何人のパスコースとドリブルコースが見えるのか?”

これを想像してさらに利用させることまで考えて行うこと。
簡単にいうと「思いやり」と「想像力」。これを身につけてやっていくともっともっとサッカーが奥深くなります。

さらにこのビジョンを身につけるとサッカーの試合を見た時の見方が変わります。
選手一人一人の横から目線で見ることが出来るようになるからです。

これをやるととても疲れるため、谷田部が試合を見たくないのはこうした理由からです。

まず第一に考えるのは関わらせる人数を増やすこと

次に大切なのは、「ボールに関わらせる人数を増やすこと」

実際の試合でもセンターバックからボランチの位置にパスを出して
ただリターンさせる場面。
こうしたものを見たことありませんでしょうか?

まさに今このプレーを増やそう。ということと
どうしてこうしたプレーが必要なのかについて話そうと思います。

一人の頭でのアイデアでは限界がある

こうした短いリターンパスの意味には複数あります。

相手が膠着しているため、一本のパスでそこに相手を集約させる形になります。
そのメリットしては
→出された側にもっと実はアイデアがある。
→出された側が他にアイデアを持ってそうな人間のパスコースがある
→戻した場合、集約して空いたスペースのパスコースを使う
→戻した場合、相手を集約させたことで他の味方が相手の背後を狙いやすくなる
→簡単なパスは味方のモチベーションと調子を上げる
→他etc…

アイデアがない状態で一人で時間を使うと相手も味方もこう着状態になります。
一人で抱え込まない。

これは実社会の仕事でも言い得ることです。

ちょっと困ったな。と思ったら考えて止まるのではなく、動く、相談する。
のノリがこうしたパスの意味です。

ドリブルはこうした場面をもっともっと作り出すために使う

一人一人のパスが来たときに見えるパスコース。というのは止まっていると相手からもある程度できます。
ここでものを言うのがドリブルです。

相手は止まっている相手のパスコースや選択肢以上に
ゴールに向かってくるドリブルを止めることが最優先になります。

そうすると他の味方のパスコースの選択肢に相手の選手は余裕を持って専念できなくなります。

ドリブル突破を仕掛けられても、さらにそこからパスが出たら、、、
次もドリブルかもしれないしパスかもしれない。

プレーの選択肢を絞り切らせない。
こうしたチョイスを理解してサッカーをやっていく。
そして見ていくとサッカーがもっともっと上手くなります。

サッカーが上手くなるために身につける能力は想像力

まとめに入りますが
サッカーが上手くなりたかったら、味方や相手の見ている景色からの想像力がさらにレベルを押し上げます。

これは先に挙げた試合の見方も同じです。
選手目線一人一人の目線から見える景色をボール保持者、ボール保持者の味方、ボール保持者に対応しているDF、それ以外のDF
と言う部分全てにフォーカスしてみていくと見えてくるものが変わってきます。

なぜそのようなプレーをチョイスしたのかも、そしてそのすごさすらも、、、

こうした部分も実際に意識しながら個人レッスンは行っています。

基礎技術はもちろんですが、その先の先まで見越して、学年関係なく出来る子にはどんどん積んでいく。
できない子には出来るところを生かしつつ、出来るを増やしていきます。

まずはお気軽にご相談ください。

いつでもお待ちしております。

谷田部

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