今日のテーマは
裏抜けやポジショニングなどを自分なりに動き出すための方法
こんにちは
谷田部です。
裏抜けやポジショニング
こうした動きを修正したい。というご相談は数多く頂きます。
そしてこうした部分を教えるにはどうしたらよいか?
言葉かけ?でどうにかできると思っている方が多いというのも実情です。
はっきり言います。
言葉がけ程度でどうにかなるのであれば私はこうしておりません。
しかも親からの言葉がけでどうにかなるほど甘くもありません。
世の中のスクールではボールのある部分しかやらない
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今日のお話は
ボールを持っているときは「オンザボール」と表現しますが、
ボールを持っていないときの「オフザボール」のお話です。
巷のサッカースクールやチームというのは、ボールを持っての話がメインです。
あとは、”概念”としての「とても為になるありがたい説法」的な話で終わります。
結局ボールのないところの話は、具体的な話が出来なくて、セオリー的な話ばかりになるのです。
そうすると細かな、「この場合は?」的な場面で自分自身で答えを出せずにフリーズします。
ボールと自分しか見えていない子はオフザボールが出来ない
これは一般的なスクールなどに一生懸命に通っている子のほとんどに言えることです。
自分とボールのことしか見えていない。
気にしていない。
という子が非常に多いのです。
これは日本式のスクールであろうが、南米式であろうが、スペイン式であろうが
共通して言えることです。
こういう子達は、いくらスペースがあってもどちらかというと独りよがりの動きをします。
スペースに走るまたは、スペースがあっても動けない。
そしてボールがもらえない。パスが来ない
などということになります。
ボールコントロールの楽しさというのはサッカーの初歩の初歩
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最近私が思うのは、チームもスクールも結局は
サッカーの初歩の初歩しか教えることができていないのだなあ
と感じています。
初歩の初歩とは
ボールコントロールの楽しさ
に特化している。と感じます。
とは言ってもそれでもまだまだ間違った方向性や
足りていない。という部分はかなりあるのですが、
次のレベルで言うと
「相手との駆け引き」「味方とのコミュニケーション」
と言った次の次元の話です。
ここに辿り着かせているスクールやコーチというのが現場には皆無だということ
ドイツという強豪国ではスクールというものはほとんどの子が通わないそうです。
私がいうだけだと説得力がなさそうなので最近読んだ話を紹介しておきます。
要するに、スクールではオフザボールやポジショニングなど
ボールを使った初歩的な部分以上は無理。ということです。
だからでしょうか?ドリブル塾的な足技ばかりのサッカー以外を教えるスクールばかりが
SNS動画では流れ続けてきます。
動き出すためのきっかけや動く方向を決めるための要素を理解すること
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自分本位で走り出すきっかけを作る
一見どの選手もそう見えますが、一切きっかけがない。と言えばうそになります。
必ず、どの選手も意識をしているかいないかに関わらず走り出すきっかけや
走り出す方向というものを決定するための
「要素」
が存在します。
今回の記事としては、この「要素」を理解してもらうこと。
これが目的です。
これを理解すると小学生であっても裏を取る動きやスルーパス、パスをもらうポジショニングなども自然と改善されます。
さらに言うと、自然と首も触れて、発想力も上がってきます。
この”要素”をマスターせよ
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この”要素”とは、グラウンド上にかなりの数、複数が転がっています。
とはいっても、その複数を人間であれば苦労もなく気にすることが出来ることです。
どちらかと言えば、備わっている。と言っても過言ではありません。
要は、意識をするかしないか。
たったこれだけのことです。
これを意識して使い方を少し教えるだけでその場で動き方が変わります。
これは小学校3年生でも理解し、実践することが出来たことです。
そして、それ以外の子たち5、6人も連続して教えてみましたが、その場で大きく動きが変わりました。
さらに時間と熟成、慣れで応用もできるようになったのは大きな驚きと喜びでした。
もちろんゴールへの絡みが増えてきます。
この”要素”とは?
ボールでも身体の向きでもなんでもありません。
ここで見るべきは○○です。
一人一人の○○をしっかりと見て理解すること
~ここから会員限定~
○○の中身は「眼球」です。
一人一人の眼球がどこを見ているかを観察すること
例えばボールを持っている人の眼球がどこを見ているか?
それを見ている相手DFの眼球を意識すると嫌なところが見えてきます。
さらに他の味方の眼球がこちらを見ているか。どこを見ているか?
めちゃくちゃ当たり前のことを言っています。
それでもポジショニングやオフザボール、裏抜けの出来ない子たちはこうした部分が全くできていません。
出来ていない子たちの視線の先は必ず斜め下にあるボールに向いています。
ボールと同時に眼球に着目すること
そして味方の見えるところに入る
相手の見えていないところを狙う
これを常に狙っていくと自然と裏抜けの走りや
パスをもらえる位置へと身体が動き出します。
まとめ
![](https://soccer-kateikyousi.com/daihyoublog/wp-content/uploads/2023/05/e83cdf603578b4f73770a3f6c071d024-1024x1024.png)
こうした動き出しの発動きっかけを理解していくと
自分のタイミングで動き出すよりも数多くのチャンスがあることに気付けるようになります。
(自分のタイミングで動こうとすると動き方のパターンをいくつ教わってもネタが尽きてきます。)
そして自然と縦にまっすぐだけでなく、相手の背後なども横や斜めに動くようになるから不思議です。
こうした細かなところを数分で変えることが出来る。というのも個人レッスンの強みです。
お気軽にご相談ください。
谷田部