FWの適正能力4


こんにちは
谷田部です

今日はFWの適正能力の最終章になります。
これが終われば次回以降はサイドバックへ入るつもりです。

ではやっていきます。

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ポストプレーヤーとしてのFW

典型的なポストプレーヤーとしてのFWのタイプとしては最近だと大迫選手くらいでしょうか。
ひと昔に戻れば高木琢也氏あたりまで遡ります。

イメージとしては相手を背中に背負う。ゴールに背を向ける形でボールを受けるプレーヤーです。

要するに味方のボールを、一人でキープして味方の上がる時間を作り出せる選手になります。
さらにチャンスがあれば果敢に振り向いてゴールを狙う。

ポストプレーヤーに求められるものとは

相手を背負った状態でボールキープできる。
多少ルーズなボールも収めることができる。
相手CBのプレッシャーに負けずに前で我慢できる。
ヘディングで競負けない。

基本的に対人能力の強さが求められるこのタイプ
このポストプレーヤーにボールが入ったら一斉にチーム全体が押し上げる戦術になるため
信頼して上がるためにも、ボールを確実にキープしていてくれる必要があります。

今までのタイプだと「身長が大きくて強い」というタイプが選ばれました
最近の大迫選手は、どちらかというと
体の使い方と後ろからくるボールを見ないでも落下地点に入れる点で優れています。
しなやかな体の使い方も特徴です。

ポストプレーヤーの能力だけでは現代のサッカーは出られない

現代のサッカーは1トップを採用しているケースが多いです。
そうすると純粋なポストプレーヤーでけの採用はなかなか考えづらくなってきています。

なぜならポストプレーヤーが落としたボールに飛びつくプレーヤーが
2トップで組まされることが多かったからです。

現代のポストプレーヤーは、ポストプレーだけでなく、アタッカーとして裏への飛び出しの要素も
求められています。

なぜならポストプレーヤーとは、要するに「時間を作れる選手」であればいいからです。
ボールを相手陣地内で長くマイボールにしていてくれればいいのです。
全員が追いつく時間が作れれば、、、

そうするとネイマールのしなやかなタッチからのボールキープも一つの選択肢になります。
エムバペもそのような形で前も向けて落とすこともできる選手ですよね。

まとめ

時代の変化もそうですが、一人一人の優れた能力を如何なく発揮することが求められているように思います。
パーフェクトでなくても、いいんです。

とにかく、得点に直結するプレーが出来れば、、、
もちろんトレンドはありますが、トレンドに自分自身がなっていく、または今現在のトレンドを踏襲していけば
その先に自然と新しいトレンドを生み出す側になれるはずです。

体が大きくてどしっとしている昔のポストプレーヤーももちろん重宝する場面はたくさんあります。
今後190cm以上あるハーランド選手というのが次のトレンドで取り上げられてましたが、またポストプレーもできる
さらに足技も、、、という選手の時代がくるかもしれません。

本当にくるかどうかは分かりませんが、その時代時代の良いものに対し、アンテナを張り吸収しまくるスタンスさえあれば
何があっても怖くありません。

ぜひご参考ください。

谷田部

 

 

 

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