サッカーのミスを減らしプレースピードを上げるための知識


こんにちは
谷田部です。

今日はサッカーの止めて蹴る。
または次の動きを早くしたい。

それでもミスをする。

その時に頭の中で知っておくだけで大きく変わる知識について書いていこうと思います。
これは初心者の頃から意識して行うことで習慣化するのでぜひ意識してほしいことです。

中・上級者もこれを知るともっとサッカーのスピード感も上がり、ミスも減り、姿勢も良くなります。

~ここから会員限定~

体はドアやカーテン同様”閉じて開く””開いて閉じる”

サッカーの場合、ボールのコントロールだけに特化していればいいか。と言えばそうではありません。
ボールをコントロールするのは体のコントロールが大前提ですよね。

よく無理な体勢でシュートを打つ
または無理な体勢のパスでミスを生じさせる。

無理な体勢で次が走れない。という場合は今日の
開くと閉じる
閉じると開く
を是非意識してほしいと思います。

人間の体も開くと閉じるの連続で動きます。
カーテンやドア、本などと同じようにです。

走る前に体は縮める

陸上の100メートル走の走り出しを思い出してください。
小さくうずくまり、力を集中させ一気に開放して走り出します。

これが閉じて開く。のイメージです。

ピッチャーの投げる前もそうですよね。
振りかぶって体を小さく折り曲げて溜めて、一気に解放します。
バッターの場合も体を捻り、溜めて一気に開放する。

これらが閉じて開くです。

閉じるためには開く必要があるのですが、サッカーの場合もこれが非常に大切です。

ボールを止める際に開きっぱなしだからキックミスが増える

ボールを止める際に体を開いたままだとすぐに蹴れません。
ボールを蹴るためのエネルギーを止める際に開いて開放してしまっているからです。

理想は
止めて→蹴る。
はスムーズにのはずです。

でも一般的な止めて蹴るは
止めて(開いて)→閉じる→蹴る(開く)
です。3モーションが必要になります。
これが理想ですが、ちょっと遅くなります。

ミスをしている子たちは大抵
止めて(開いて)→蹴る(開く)
の2モーションを無理矢理やろうとします。
これはこれで無理があり、力がボールに乗りません。

理想は
止める(閉じて)→蹴る(開く)
これが理想です。

もっと言えばちょっとしたキックくらいであれば
止める(閉じる)→蹴る(閉じる)
のままの方が蹴った後の走り出しもスムーズです。

一つ一つのモーションは閉じて開くの繰り返しです。
どこのプレーを重要視するかで、どこに(開く)を持っていくか。
これを意識すると姿勢も一気に変わります。

シュートも走り出しも力を開放すべきところの前にいかに閉じるか

無駄にどうでもいいところで力を開放している選手が多すぎます。
インサイドキックなど蹴りにくいキックの場合
開いて→開いて
が非常に多いですよね。
いかに閉じるのを早くするのか。無駄に開かないかを意識すること

特にゴール前のシュートまでの一瞬は0コンマ何秒かが大事なので
私は出来るだけ小さく隠れるように体を縮こめたりします。

最近のDFを置いたGKとの駆け引きはまさにこれですよね。
wp.me/pe4O2s-Kr
シュートの際の見るタイミングもある意味直前まで閉じた状態の維持の意味もあります。
wp.me/pe4O2s-KK

閉じて止めて一気に走るために最近編み出したターンがこれです。
wp.me/pe4O2s-KB

相手が早いので出来るだけ次の走り出しまで早く行けるように
ダッシュもできるし姿勢も開いてないのでいい姿勢を保ちなんでもできます。

まとめ

足の速さやプレーの精度を追求する際に
こうした体の使い方をもっともっと考えてみると
今までのプレー全ての見直しが出来たりします。

新しいものを入れるのもそうですが、こうした自分自身の中にあるスキルを見直すこと
これもまたサッカーの大きな楽しみだと思います。

ぜひご参考ください。

谷田部

 

 

お問合せ

サッカー家庭教師谷田部の評判やレビュー

どんなことが改善できるのか?個人レッスンbefore→after事例集

関連記事