サッカーの「首を振る」 で見るべきものはこの2つ!!


こんにちは
谷田部です。

サッカーの練習や試合でよく言われる「首を振る」
中田英寿選手や久保建英選手で首を振っている回数などが
よく言われましたが、

この選手達が一体何を見ているのか?

ただただ「首と顔」だけを振っている子達が多いので
そうした内容について書いていこうと思います。

これが出来ると以前にライブで話したような全体のポジショニングの把握にも繋がってきます。
では書いていきます。

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質問すると大体答えるもの

子供達に
”首を振って何を見ているの?”
と答えると大体が
「味方の位置」「相手の位置」「スペース」「ゴール」
など複数または一部だけを言われます。

簡単にいうと、一瞬しか首を振っていないのにそんなにたくさんの情報を入れられたら
もうめちゃくちゃすごいですよね?

この首振り作業、想像して欲しいのが
”車の運転の目視”
と同じです。

車線変更時に、ミラーに映らない死角を直接首を振って見る。あの動作です。

運転中に正面から目を離すのが怖いのですが、
あれと同じようにパッと首を振って情報を得る。

運転の場合は「車がいるかいないか」だけです。
それくらいの間に見れる”情報量”は限られます。

だから”得る情報を厳選する必要”があるのです。

見るべき2つのものは、”色”と”進行方向”

先程の車の”目視”の話
一瞬で車がいるかいないかを見極める。

車の存在を見る時に最低限できるのは、色(存在)とスピード(方向性)くらいです。

サッカーの場合
ユニフォームが分かれています。

ボールと反対側、ゴール方向を見た時に
「色」「体の向き」
これをいかに瞬間的に記憶できるかが勝負になります。

頭に瞬間的に写真を撮るように刻む

これを意識して首を振っている子がどれだけいるでしょうか。
この動作を瞬間瞬間で何度も行なっていく必要があります。

状況はすぐに変わりますから、、、

写真のシャッターは一回ずつです。
だから何度でも目に写したくなります。

ゴール方向にいるマークされている何組かを頭に入れること
これができると”俯瞰的な見えない状況”が頭にインプットされてくるんです。

頭の中で次はどう動いて次にボールをもらおうとするか。
そのためには、相手と味方のキャラクターの把握も大切です。
味方はともかく、相手のキャラクターは最初の5分で把握する必要があります。

だから、パスをもらう前にやたらと方向性を変えまくる選手というのは大抵レベルの低い選手です。
最低限のマークを外す動き以外に基本的にやりません。
味方のそうした習性を自然と把握してパスがもらえないことを体で覚えているからです。

スペースなんて見なくていい味方と相手が教えてくれる

スペースを見る。なんていう子がいますが、スペースなんて探してたら
次にそれを使ってくれる味方の把握と相手の動きまで探すという二段階になります。

それでは遅すぎます。
味方(色)の体の進行方向。相手(色)の体の進行方向と逆(背後)
がわかればスペースはわかります。

まず、味方の進行方向。ということはパスをもらえると認識しているスペースです。
信頼できる味方であればスペースを探すまでもなく、進行方向の前にはスペースが空いているはずです。

そしてゴール方向を見た時の相手の背後。これは当たり前にスペースです。
要するにこの両方を見ていれば自然と相手の嫌なスペース。と味方の用意を感じ取ることができる。ということになります。

ゴール方向の味方と相手の存在と体の向きを一瞬で記憶し、アップデートし続けること
これが首を振った際の目的です。

まとめ

首を振れ!と目的もなにもわからず、形だけを強いられるケースが非常に多いです。
もっといえば”周りを見ろ”という言葉だけ、、、

もちろん周囲で囲まれそうな状況かどうかを認識する必要もあります。
それでもそれ以上にもっと高い段階があること。
ボールが来る直前でなくても全てを把握しようと目のシャッターを切り続けると
全体のポジション把握というのは自ずとできてきます。

トップレベルの選手の”意識”を刷り込んでやっていく練習の先にどんな選手が生まれるのか?
一人でも多くの子にこうした事実を知ってもらえると日本のサッカーにかける時間の多い子達の習得度は
全く違うものになるはずです。

谷田部

2024.2月 追記

 

サッカーでよく言われる「首を振る」の意味がわかってもらえたと思います。

意味もわからずにやっていると、本来の首を振るとは意味合いが異なってしまうので注意しましょう。

首を振ることでたくさんの情報を得ようとしても、限界があります。

大切なことは「ユニフォームの色」「体の向き」をいかに記憶できるかどうかにかかっています。

この部分を意識しない首振りでは効果は期待できません。

相手のキャラクターも最初の5分で把握して見極める力が必要になります。

スペースを作ろうとしてしまうのも、二段階の動作が無駄になってしまいます。

形だけにこだわるのではなく、まずは周りを見ること。一瞬で記憶できるようにアップデートしていきましょう。

2024.4月

首を振ることの重要性を伝えるうえで、日本代表のサッカープレイを見れば一目瞭然だと思います。富安選手や遠藤選手、久保選手など首振りが多く、周囲をよく見ています。

ただ、首を振ることの意味を理解していないと、正しい首振りとはいえなくなってしまいます。

スペースを見ると答えると「おいしいな」とも。スペースなんて探していたら、味方を把握して相手の動きを探す二度手間になってしまいます。

サッカーは瞬時の判断力が必要になるので、スペースを重視するのはおすすめしません。相手の存在や身体の向きを一瞬で記憶できるかどうか、アップデートできるかどうかにかかっているといえます。

首振りはもちろんですが、その目的について今一度考えるようにしてください。また、首振りについてどうしたらいいのかイメージできない人は、プロ選手の試合を見るとヒントをもらえると思います。

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