試合になると上手く活躍できない。の原因は


こんにちは
谷田部です。

今日は試合になると上手く活躍できない。
というお悩みを改善する内容となっています。

練習だと上手くいく。実際に試合になると活躍できない。には
明らかな原因が存在します。

それは日本中の子供達全般に通用することなので
この中で紹介していきます。

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アップが足りていない

シンプルにアップが足りていない。
これが本当に日本中で起きています。

会場に到着後10分しないで試合をやらす。
こんなチームが平気で多くないですか?

残念なのはJ下部組織のセレクション会場でもアップ会場が用意されていない。
またはあっても小さい。または開始と同時にみんなとやる。
まあこれは採用基準を高く保つためや、そもそも採る気がないから仕方ないのですが、
これが勝ちにこだわっているはずの”チーム”単位で行われいることなのが本当に不思議でなりません。

アップの重要性が理解されていない

アップだけでパフォーマンスはかなり変わります。
小学生のゲームの場合、20分ハーフや15分などを何本かやるようなゲーム形式が多いですが、
多くのお子さんが口を揃えていうのが、
「後半から調子がいい」「最後の方になって調子が上がってきた」

このセリフ、セレクション終えた後に言う子も多いのですが、
もうそれ、手遅れです。

そもそも、「大人」がこれを理解していないのです。
試合前にアップしすぎると疲れるから軽く、、、
なんて言う人かなりいますが、
大人と子供は全く違います。

一度疲れてからがやっと子供たちはエンジンがかかった状態です。
あんたと子供はそもそも違う!
声を大にして言いたいです。

私が少年団を見ていた時には、アップのさせ方で
J下部とも前半はいい感じで圧倒して帰ってきました。
後半には修正されるのですが、、、

子供達のポテンシャルというのはまだまだとんでもないものが眠っている子ばかりです。
関わっている大人たちが下手くそというか知らないというか、、、
まあ30年以上変わっていないので期待をしてはいけません。

自分でやりゃあいいのです。

自分でアップをするだけでだいぶ違う

子供達の身体というのは、大人と違います。
エネルギーは無尽蔵ですw

寝たら治るんですよ?
だから試合前に一度自分で思い切りやってきてからでも全く問題ありません。

アスロクラロ沼津のゴン中山選手が、試合の4時間前から試合に向けてアップのために走り始める。
と言っていましたが、逆に歳をとってもそれくらいやらないと動けなくなる。ということみたいですw

彼らは、カズ選手もですが、終わってからもめちゃくちゃ長くメンテナンスしています。

たった90分のうち、出られない時も多く、出ても10分15分の彼らですが、アップとダウンのメンテナンスに
しっかりと時間をかける。
今日の自分のコンディション把握、自身との対話、気持ちの持っていき方などいろいろあるのでしょう。
こうした試合に臨む形を作る。という部分が日本は非常に軽んじられていると思います。

昔、ブラジル代表のFWエジムンドという選手がヴェルディにいたのですが、試合前の精神統一のために
部屋を用意されていたそうです。音楽を聴いて気持ちを高めて試合に臨むと、、、
彼の異名は「野獣」でしたw

選手たちがバスから降りる際にイヤホンを欠かさないのは大体これをやっていますよね。
ちなみにベッカムなどはエミネムなどを聴いていたそうです。

テニスの錦織圭選手は、今は亡きnujabesを
スポーツ界の試合前の音楽は闘争心を高めるhiphopの人気高めです。
要するに、”ぶっ殺すぞスイッチ”を入れる。ための精神統一です。

この辺は皆、口に出すまでもないのが当然なところです。

どんな内容をやればいいのか?

上記した音楽を聴いた精神統一は、大人のスイッチ作りです。
小学生であれば、とにかく鬼ごっこなどを必死にやって
めちゃくちゃに”きゃっきゃ”言わせる。

これが出来ればほぼ終了です。

汗だくで声を出す。さまざまな動きをする。
心肺機能もはあはあ言わせる。

これが非常に重要です。

【お笑い芸人の錦鯉】の「こんにちはー」を全力ダッシュから10本が本当であればおすすめです。
これができないのであれば、とにかくダッシュを中心にサイドステップやターン、バックステップなどを織り交ぜます。

その中でコンディションチェックのためのボールを対面で投げてもらって蹴る。
シュートやロングキック、ジャンプヘッドのタイミングの確認などを私ならします。

ただ「ストレッチ」だけのアップは時代遅れもいいところです。
あれはあくまでも身体のチェックくらいのもの

私はストレッチすら小学校時代から不要と思っていました。
特に走る前のストレッチは無意味と、、、

最近のアメリカの研究では、軽く走ってからほぐれた筋肉でない状態のストレッチは
筋肉を痛める。と発表されていました。

それを聞いた私が「ようやく言ってくれたか」とほくそ笑んだのは言うまでもありませんw

まとめ

ずっと言っていますが、要するに預けている大人たちは当てにならないんです。
もう今さら、何もいう必要がないんです。昔からそうなんですから、、、。
私が小学生の頃から何も変わってないですよ?
だからこそ、実は自分自身で調整をする必要があるんです。

私は、途中で気づいてからはアップの基準は
「汗をかく」「心肺機能を上げる」「ジャンプヘッドのタイミングチェック」「ロングキック&シュートの精度とずれ(その日の骨盤の歪み具合チェック)」
を小学生の頃から欠かしませんでした。
そうでないとぶっつけ本番で、おっかないことこの上ありませんから。

精度を信頼できない道具に命を任せるようなものです。
命綱をチェックしないで試合に臨むバカが私から言わせれば多すぎます。

チームコーチがどうこうとか以前に、大人もミスを犯します。
自分が大人になってわかるのは、あくまでも子供の頃の地繋がりの現在地に過ぎない。ということ
でかいガキに過ぎない。さらに専門家でもない。
急に子供の前だからと、大人の立場になろうとする彼らを責めることすらも残念なのです。
普通にカッコつけないで接してくれる本物の大人は激減したのか?そもそもいないのか?
そこら辺は分かりませんが、

コーチや監督もパーフェクトでない。と理解するからこそ、
子供達自身が自分で判断する力
それこそ「考える」は必要だと思います。

私は大人の言動はとりあえず、100%疑う習慣でいたのでw
絶対自分の命を預けようと思わない人の言うことを信じ切るなんてこれ以上のリスクはありません。

「お前の言うこと聞きゃあ本当に勝てるんだな?」と思いながらも途中でダメなら修正する。
は絶対的に必要です。

ある意味、「常に命がけ」で勝ちたくて仕方なかったのかもしれませんがw

ぜひご参考ください。

谷田部

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