【保存版】守備の個人戦術(優先順位)


締め切り間近!
谷田部が教える夏合宿2022 
こんにちは
谷田部です。

本日は前回の攻撃の個人戦術について書きましたが

今日は守備の個人戦術について書いていこうと思います。
これをしっかりと叩き込まなければ次のグループ戦術にスムーズに移行できません。

逆にこれをしっかりと叩き込むと世界中どこに行ってもやっていけます。
サッカーの基本は時代が変わっても地繋がりです。

今回は、基本守備の個人戦術を身につけて頂ける内容です。
守備の仕事は”ボールを奪うこと”と言う子が多いですが、
そんなのは、極論で乱暴過ぎます。

そのための前段階と考え方がたくさんあります。
ただ、雑破に考えるよりも段取りと順序を決めてマニュアルをマスターしていくのが近道です。

ではやっていきます。

~ここから会員限定~

インターセプト(パスカット)

まずはそもそも自分のマークする相手にボールが入ることから問題が発生します。
そのためには、事前にボールを奪うことを考えること。

パスを出す相手の”目線”や”体の向き”、”蹴り足の形”などに留意し、
マークする相手の足にボール触れるギリギリまでしっかりと狙うことが大切です。

とても難しく経験が必要。とよく言われますが、
パターンを覚えれば容易に取れます。

もっとやると、パスを出そうとする相手を牽制で「パスすら出させない」
という形にまで持っていけるスキルです。
これは個人レッスンでお教えしております。

トラップした瞬間

インターセプト(パスカット)がいけなかった。
タイミングが間に合わなかった
その次に考えるのがトラップした瞬間です。

トラップした瞬間には、足とボールが離れる。という考え方からです。
ただし、谷田部的に言うと
”トラップした瞬間の乱れ”を狙うよりも
”乱れを発生させること”

これをやると、ボールを奪う。ということ以上に大抵の選手がボールをバックパスで逃げます。
相手を追い返せば守備としては”勝利”です。

そのためには、相手にプレッシャーをかけ存在を示し、焦らせること
ボールに集中させないことです。

ボールを受けるか受けないかのタイミングで、相手に触れること
下から突き上げることも腰を落としてキープしづらくなるので有効です。

この辺の細かなテクニックは個人レッスンや動画でですねw

前を向かせない

これは、要するに上記したプレッシャーでいい形で前を向かせずに
バックパスで逃げさせ、自分のいるエリアからの攻撃をあきらめさせる形です。

上記した形で相手に触り、前を向こうとターンしたらボールを奪う。
ということが狙いです。

シュートを打たせない

前を向かれたら何を考えるか。
そう、「シュートを打たせない」
一択です。

守備の目的は、
「ゴールを入れさせないこと」
実は「ボールを奪うこと」が第一の目的ではありません。

そのためにはシュートコースをしっかりと切って
仮にシュートを打たれても自分の体に当たるポジショニングを取ること

これが非常に重要です。

ドリブルの方向を限定する(ワンサイドカット)・ボールを奪う

ドリブルの方向をタッチライン(コートの横のライン)
に追い込む。

そうするとシュートするコースが限定されます。
そして縦にドリブル際にはボールが足から離れる瞬間が多発します。
そのボールが足から離れた瞬間に腕を入れて奪う。が理想です。

とにかく、ネイマールやクリスティアーノロナウドや世界中のドリブラーが
コーナーキック付近でスーパープレーや足技で注目される場面は、
世界のトップDFがコーナー付近に追い込んでいるから起きる現象です。

コーナー付近まで追い込めばタッチラインとゴールラインの角です。
あそこまでいくとシュートの心配はないので普通なら奪えるのですが、
スーパープレーヤーはここから脱出します。

プロレスラーのようなDF2人とかに角に追い込まれて脱出する。
想像するだけでそのヤバさは想像できると思います。

まとめ

サッカーの守備というと、ボールを奪う。

あくまでもシュートブロックが最優先です。
「奪う」というのは、かなりのリスクがあります。
足を出して抜かれてゴールに繋がればもうそれは個人の責任問題です。

だからこそ、ゴールを奪わせない。

そのうえで、、、、
という考え方が大切です。

そしてこれらの頭がないと、後ろのもう一人の守備の人間も
「どのつもりで守っているのか」
共通意識を参考に次の動きとカバーというフォローを考えます。

グループでの守備戦術に直結するのです。
ぜひ今回の内容を理解してもらえると試合を見ることも、もっと参考になると思います。
もちろん個人レッスンでもマスターは可能です。
ご参考ください。

谷田部

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