練習会やセレクションへ臨むメンタリティについて


こんにちは
谷田部です。

まさに今は練習会やセレクションの真っ只中です。
そうした中で、受ける子達にどんな心持ちで臨むのか?

という質問をすると
「見てもらう」
「入りたい」
「全力を出す」

きょうはどんな心持ちで臨む必要があるのか?
受かる選手。もっと上に行く選手の心持ちを書いて意味ようと思います。

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かぐや姫への求婚と同じ

セレクションや練習会は、
相手のチーム(かぐや姫)からしたら求婚者(入りたい選手)を選ぶ作業です。

こうした時に、求婚者として並ぶのは決まって自信満々な者です。
物語は結局誰も選ばれませんが、申し込んでその場へ”立候補”して臨むわけです。

「見てもらおう」
「入りたい(結婚したい)」
「全力を出す」
では正直意味がわかりません。

相手に見合う自信があるからこの場に立ったんだろ?
というスタートラインにも立っていない子が8割はいます。

実際にどんなメンタリティが受かるのか?

小学生くらいであれば「え?俺でいいの?」
というのもあるかもしれません。

それでも、基本的に上に行く選手というのは

「我こそは!」
「俺が選ばれて当然だろ」
「選ばなければ見る目ねえなあ」
「俺に決まっているだろ」
「しょうがねえ。見せてやるか」
くらいで臨まなければ相手に対しても大変に失礼です。

もちろん、実力があっての話です。そしてそのメンタリティを持つにはスキルが上がれば上がるほど
自然と身に付きます。

何にも練習をしていなボクサーがでリングに上がれば「勝てるかな、、、不安だな、、、」になって当然です。
しっかりと用意をして自信を持ってリングには上がる必要があります。
そうでないと相手はおろか見ている周囲の人の期待も裏切ります。

サッカーの場合アイドルやジャニーズのように
お母さんやお姉ちゃん、親戚が勝手に書類を送ってジャニーさんに、、、

云々はありません。

自分の意思と万全の対策と用意を持って臨む必要があります。

チームの看板で代わりに戦う選手を選ぶ場

これをいえば嫌な人も多いと思います、
セレクションや練習会でサッカー部の選手を選ぶチームというのは
チーム名や学校名の売名のためにサッカーを使っているに過ぎません。

サッカー部を勝たせる。プロのチームであればチームを勝たせてスポンサーをつける。
有名になればなるほど、人もお金もチームや学校側の経営上有利なようにどんどんついてきます。

もっというと一人でも多くプロ選手を輩出できれば、その場で選手の値段と売名だけでなく、
選手がチーム移籍を繰り返すたびに移籍金の何割かがチームにずーっと入ってきます。
テレビで移籍金何十億というアレの何割かが所属したチームには永遠に入るのです。

香川選手を育てたFCみやぎバルセロナはこれでかなり経営上潤ったと聞いてます。
ナイターをつけたとか人工芝グラウンドを持っているとか、、、

これば香川選手の移籍金の何割かが

連帯貢献金とトレーニング費用

という名目で入ってくるからです。

イブラヒモビッチもこれをするために一つのチームではなく、すぐに移籍を繰り返していたというのもちょっとした小話です。

確固たる自分をその場で作れるか否か

話がだいぶそれましたが、
練習会やセレクションでは
「確固たる自分」というキャラクターを演じることが出来るかが求められます。
だから個人レッスンでも常に「演じられるやつが上手い。」
とデモンストレーションのやられ役もできない子にははっきりと伝えています。

不安そうな面持ちのサッカー選手を誰が見たいでしょうか。
言うなればセレクションや練習会で入ったチームは
”セミプロ”的な「サッカー選手」を採りたい場

育てる気ならそもそもセレクションや練習会で選ばず誰でもOKなはずです。
即戦力が欲しいというのが本音です。

そのためには、「確固たる覚悟を持って戦える選手」のメンタリティがあって然るべきですよね。

シンデレラのように待っていて、迎えにきてくれる。というのは
よほど”力のあるワンマンスカウトマン”でもない限りあり得ません。

セレクション会場や練習会に来ている以上は自分の手で見染められる他ないのです。

うちの子は”演じる”が難しいと思う方。それは違います。

たとえば、職場での顔、と家庭の顔は違いますよね。
お仕事の立場上、その役割に求められる役職と立場を演じる必要があるご職業はかなり多いはずです。
マニュアル化されていてそれに則って、口調すら変えたりしますよね。
※社会に出ればアルバイトの段階で求められるスキルです。

それと同じように、
子供達は「学校の自分」と「親の前の自分」など彼らも彼らなりに様々な顔を持ちます。

その中の一つに「サッカー選手」の顔を一つ加えていく作業です。
ただし、お仕事の話もそうですが、
立ち振る舞いや考え方、雰囲気や佇まいなど、
求められるスキルや考え方、モデルケースの理解が必要です。

個人レッスンではそうしたもの全てが自然と身につくようにしています。
だから、少しでも谷田部と長くいるとどの子も「サッカー選手」の様相になってくるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
サッカーの汚い部分というか子供達の思う理想と現実がかなりかけ離れてショックを受ける方も
今回の記事ではいらっしゃるかもしれません。
それでも逆に
”理解をして割り切ってそれを利用する。”

という考え方に着地してもらえれば今回の記事は幸いです。

そして本当に受かりたければ「サッカー選手」を演じるための
スイッチとキャラクターを確立していくこと。
その裏付けをしっかりとつけていくことが大切です。

わからないこと。困ったこと。はお気軽にご相談ください。
谷田部

2024.2月 追記

セレクションの場は、子どもにとっても試練の場と言えるかもしれません。

実際に「我こそは」と思えるくらいのメンタリティがないとセレクションに通るはずもありません。

断固たる自分を確立することはもちろん、演じわけられる子どもこそ、セレクションに通りやすくなります。

サッカーが上手くなりたいと思うなら、どこでもどんな環境でも力を発揮できるようにならなくてはいけないのです。

サッカーに限らず世界のプロを見れば、いかに力を発揮するかが重要なのがわかると思います。

サッカー選手として演じられるようになるためにも、自分に自信をつけていきましょう。

 

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