こんにちは
谷田部です。

サッカー界で「1vs1」や「ドリブル技」といった言葉をよく聞きますね。
これらの技術は非常に魅力的で、確かに映像映えするため商業的な側面があります。
しかし、実際の試合やプロの舞台では、意外にも頻繁には使われていないのが現実です。

「1vs1ができるとすごい！」という風潮が根強くありますが、
本当のサッカーの上手さとは直接結びつかないことが多いです。
だからこそ、サッカー個人レッスンでは、こうした派手な技術だけを追い求めるのではなく、
基本を徹底的に押さえることが重要なんです。

なぜ1vs1やドリブル技が「商業的」なのか

YouTubeやSNSを見れば一目瞭然です。派手なドリブル技や1vs1のシーンは再生回数を稼ぎやすく、「いいね」も多くつきます。指導者や商品を売りたい人たちにとって、これほど効果的なマーケティング手法はありません。

しかし、実際のプロの試合を詳しく分析してみてください。メッシやネイマールでさえ、試合中に使うのは基本的なボールタッチとシンプルな動きがほとんどです。派手なドリブル技は、相手が予測できない瞬間的な状況で使われるものであり、それが決まるのは本当に稀なケースなのです。

例えば、スペインのサッカーを見てみると、基礎技術の重要性が際立ちますね。
彼らはシンプルな食育や基本的なプレーを大切にし、派手ではないけれど効果的な練習を積み重ねています。
それが結果として大きな差を生むのです。

本当に必要な技術とは

私がサッカー個人レッスンで最も重視しているのは、「判断力」と「基礎技術の精度」です。どんなに派手な技ができても、適切な判断ができなければ試合では通用しません。むしろ、シンプルなパスやトラップを正確にできる選手の方が、チームにとって価値のある存在になります。

昨今、サッカー界には一過性の派手なワードが溢れていますが、
それに惑わされず、本質を見極めて進むことが、最終的に上を目指す道ではないでしょうか。

～ここから会員限定～