こんにちは
谷田部です。
今日は低学年の天才や神童、怪物は果たしてどこへ向かい消えてしまうのか?
について書いていこうと思います。
そもそも本当に天才なのか?
小学生年代で「天才・神童・怪物」と呼ばれて消えていった人間は数しれません。
最近ではSNSでスクールの広告塔にされている残念な子供達をかなりの数、目にします。
いわば言ったもん勝ちで、逆に安っぽく言われたら本当にやばいんです。
本当の天才はそう簡単にSNSに載せづらいです、、、、
簡単に争奪戦になってしまいますから、、、、
それにほっといてもJ下部のスカウトが動きます。
大会の結果とともに伴ってくるので、、、
はっきり言います。天才や怪物、神童はそんな安っぽくいうほど存在しません。
もしかしたらイケるんじゃない?くらいに留めておくことが大切です。
よく聞かれる。うちの子サッカー向いていない?
この質問は非常に多いのですが、サッカーの向き不向きは運動神経とボールコントロールだけで言い切れません。
サッカーの良し悪しは、「頭の良さ」の方が最終的には関係しているように思います。
大体、「嫌なやつ」は大成していないのがまた不思議です。
前回のFWの向き不向きのドリブラー編でも書いたのですが、
人間力的な部分も本当に関係してきます。
多少であれば実力でカバーすることも出来る部分ではありますが、、、
そして自分の立ち位置と役割の認識と適応力
これが、モノを言うように思います。
目的をブラさずに正しく続けること
低学年でチヤホヤされる子たちは
フェイントをやればすごい!
足技をやればすごい!
リフティンをやればすごい!
などサッカー本来の
「点を取る、点を取られない。」
の目的を見失う子がほとんどです。
なぜシュートの練習をおろそかにし、ドリブルばかりに費やすのか?
足技の時間に、、。リフティングの時間に、、、費やすのか?
ゴールを守り、ゴールを入れる。
そのためのキックやトラップ
の方が実は大事だったりします。
ドリブルは別に抜けなくてもサッカーはどうにかなります。
なぜなら
遠くの火を一人で消すよりも
バケツリレーで協力して火を消す方が効率的だからです。
学校のプリント配布をいちいち先生が一番後ろまで私に行かないように
順々に回して行けば行き渡ります。
そうした本質がサッカーの本来の形です。
天才たちはどこへ行くのか?
大体の天才や神童、怪物は中学生から高校生の間でほぼ消えます。
なぜならチヤホヤされていたものが、チヤホヤされなくなるからです。
やさぐれて他の楽しい道へと踏み外していくのがほとんどです。
だから本来であれば大人が丁寧に見守っていく必要があるのが、低学年の天才くんたちなのです。
とは言っても結局私が見つづけてきた20年強、この悪循環は変わっていないのでまだまだ変わらないでしょう。
まとめ
私に言わせると、半端なエースになるくらいなら
中の下または中の上
くらいの立ち位置が結局結果を出している子が多いように思います。
サッカーはマラソンと同じです。
同じペースを保つことが重要です。
最初に飛ばして先頭を走り続けることは非常に苦しいです。
周囲をしっかりと観察し、いつスパートをかけるのか?
サッカーの場合も同じく重要です。
谷田部
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