小学校1年生2年生のサッカーの特徴と親の注意点


こんにちは
谷田部です。

今日は昨日の小学校3年生4年生のサッカーの特徴に続いて
soccer-kateikyousi.com/daihyoublog/archives/11183.html
小学校1年生2年生のサッカーの特徴について書いていこうと思います。

最近のサッカーの低年齢化で幼稚園や保育園からやっている子も多々いるのは承知の上で
今回の内容を書いていこうと思います。

小学校1年生2年生で最も注意しなければいけないこと

小学校1年生2年生でサッカーを始めるのであれば最大限注意しないといけないのが、、、

「コーチの質」
これに尽きます。

なぜなら、もっとも吸収力が高い時期だからです。

目で見るもの、耳から入るもの
全てが今後サッカーをやっていくうえで土台になってきます。

この年代のコーチというのは、業界的に
「若い未熟なコーチでいいよね」
的な考えが蔓延しています。

間違ったよくわからない方法を教わったり、サッカーを嫌いになるようなことがあればもう致命的になります。
実は関わる大人をもっとも選ばないといけない時期でもあります。

この時期に理解、体感したことが今後の”あたりまえ”に

基礎の基礎が勝手に入ってしまう。目や耳から入って理解して飲み込んでしまう。

そうすると今後の彼らの”常識”であり、”あたりまえ”になります。

なんとなくこの時期に評価をされればされるほどその影響力は大きかったりします。
そしてなかなか、上手くならない。という子もこの間違った古い指導が根本的に邪魔をしていることが
小学校5年生6年生になってからも影響している子が実際にたくさんいるのも事実です。

実はこの時期は、
「遊び」で「サッカーという場に触れることが大事であって」
下手な指導者に触れてしまうのであれば、いっそやらないくらいの方が良かったりします。

要するにスクールやチームすらそんなに焦ることがない。という時期でもあります。
もちろん楽しくてボールを蹴りに行く場。としてのチームやスクールであればいいのですが
変な影響をコーチや周囲の子から受けるのであれば無理に行く必要はありません。

親御さんの接し方

最近では、親御さんの影響もあるのでしょうか。
なんとなくうまくていい気になって他の子に嫌なことを平気で言う子もいます。

そうした時にコーチに相談してはいけません。
思ったような答えや対応が9割以上ないからです。

むしろ下手な方が不利になったりします。
対応が悪くなったりします。

そう言う世界です。

だから上手にバランスをとりながらコーチたちには接することが重要です。
普通の感覚で相談したりするとまともな人ほど嫌な思いをします。

お団子サッカーでは賢い子は大抵ボールにさわれない

中には、お団子サッカーでボールをさわれない。
積極的に団子の中に入っていかない。
と言う相談などもあります。

それでも別にお団子の中に入ったから上手くなるか?
と言えばそうではありません

どちらかと言うと、賢い子ほど、様子を見てボールの出どころを予測します。
または無駄な努力をしようとしません。

そう言う子はパスを回したりしっかりとした技術を早めに身につけることが向いていたりします。
お団子が向いている子ばかりではない。そんな子は低学年から実際に存在します。

2023年度低学年クラスの年長さんのパスを受けてそのまま走りながらのGKの逆を突くゴールの様子

お団子サッカーの中にいるだけでは感じられないサッカー

中にはお団子サッカーを通るべき。と言う人はいますが、
そんなものはあえてやる必要も特にはありません。

ドリブル塾や低学年クラスにやってくる子たちはある程度の距離を取り、ボールにガシガシ向かわなくても
ちゃんとサッカーとして成立できています。

今はテレビや映像で大人のサッカーが嫌と言うほど見られる時代です。
そもそもお団子サッカーのイメージをやりたくてやる子はいないのです。

賢くてお団子サッカーに入っていけない子ほど、
少しでも早く、しっかりとした技術を学ぶことにシフトした方がいいと言えます。

もちろん個人レッスンで、丁寧に基礎をやって行く。
低学年クラスやドリブル塾との併用される方が最近では非常に多いです。

まとめ

感覚的に、勝手にやれる子はお団子サッカーでガシガシドリブルを磨けば上手くなるかもしれません。
でもそれ以外の感じの子は正しく基礎から学ぶ。
正しくボールで遊ぶ。と言った

「任せていいコーチ」に預けることが何よりも重要な年代です。
ただドリブルで突っ込んでいく。だからいい選手。
ということではありません。

算数も小さい頃から学ぶように
正しい、論理的な思考を積み重ねることはやはり強いです。

そうした技術や思考を関連づけた内容を谷田部がわかりやすく楽しく
子供達一人一人に合う形でお届けしています。

お気軽にご相談ください。

谷田部

2024.2

小学1年生・2年生のサッカーは、何よりも”コーチの質”が重要です。

子どもの成長が著しく、吸収力の高いこの時期に「どうサッカーを学ぶのか?」土台を作るうえで大切にしてほしい事でもあります。

基礎を勝手に取り込んでしまう時期でもあるからこそ、影響力が大きいといわれています。

小学1年生・2年生は遊びを通してサッカーに触れる機会です。

子どもにとってもお団子サッカーの向き不向きもありますし、正解とも限りません。

今は、映像を通してサッカーを見る機会が多いからこそ、お団子サッカーである必要がないのです。子どものタイプに合わせて、適切な技術を学べる環境に置いてあげましょう。賢い子どもほど、お団子サッカーはしません。コーチ選びも重要だからこそ、誰に教えてもらうのか?を考え、子どもが楽しくサッカーと向き合えるようにしていきましょう。

 

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