こんにちは
谷田部です。
今日はJ下部の組織チームに入りたい。
セレクションで受かりたい。
と思うのであれば、○○を理解するべきというタイトルで入りましたが、
この○○というのは、「どんな選手が欲しいのか」を理解するべき
という内容です。
巷ではどこのスクールに行けばJ下部のジュニアやジュニアユースに受かるよ。
といった話もかなり耳にします。
ではそういった内容を耳にして、そのスクールに行って
”なぜ”
受かったのか?
という本質的なものまで理解している方がどれだけいるでしょうか。
正直聞いている限り、わかっていないな。というのが正直なところです。
今日はそうした本質的な話をしていこうかと思います。
J下部が他所のスクールに行くな。というのが全てを物語っている
J下部に入る前に、受験のために多くの方はきっとスクールに行かれていることでしょう。
そしてそのスクールも
どこどこのJ下部組織へのジュニアやジュニアユースへの合格者数を宣伝的に告知します。
ここでいつも思うのは、J下部組織は合格したら他所のスクールに行くな。
という指示が出る話
この辺を皆さんはどのように捉えているのでしょうか?
もしもそのスクールさんのおかげで合格して評価しているのであれば
もっともっと行って同時に伸ばしてもらってこい。というのが普通のはずですよね。
それをなぜわざわざ禁止にするのか?
ということ。疑問に思いませんか?
J下部は他所のスクールの内容を良しとしていない
J下部組織は他所のスクールの内容を評価していない。
ということは上段の内容でうっすらでも想像することが出来たはずです。
そうです。
J下部組織は巷のスクールの内容を重宝していません。
(自分のトップチームOBなどのスクールなどはまた別の話、、、)
むしろ害悪としているからこそ、禁止している。と言っても過言ではないのです。
もちろんそれぞれのスクールは自分たちの教えている内容を評価されたから、、、
と言いたいのでしょうが、そんなことはありません。
だったら継続的に続けさせるか。もっと言えば、そこに通うように促すはずだからです。
要するにサッカースクールの内容はセレクションに直結していない。
ということがここではっきりと言いえてしまうのです。
スクールに行く理由とメリット
一つ目の大きなメリットや理由としては
巷のスクールは元Jリーガーというのを売りにしているものも多くあります。
正直上手くなるか同課は別として、自身の人脈パイプを駆使してくれる。
というメリットがあります。
ただし、これが本当の実力とは違ったりもするので入ったからと言ってもなかなか苦労はするはずです。
2つ目はボールを蹴る場所としてのメリット
最近の子供たちの放課後と言えば習い事ばかりで公園もボール禁止だったり
仮に集まってもゲームばかりになってしまいがちです。
自分で練習をすることが出来れば一番いいのですが、結局教わる。
というよりも、同じくらいのレベルまたはちょっと上のレベルのことサッカーが出来る。
という観点からであればそれはそれ。という形になりがちです。
かえって下手なコーチにとやかく言われる方が実はデメリットだらけだったりします。
スクールでコーチのおかげで上手くなることはほぼないので、上手くなっているのは結局自分自身でなっています。
本当に上手くしてくれているのであれば、上気したように、J下部としてもそこだけは継続的に通うスクールとして認定するはずですから、、、
本当にJ下部組織が求めているものとは?
さあ、ここからが今日の本題です。
ここまでスクールで練習をしたからと言って上手くなるわけではない。
J下部はスクールやドリブル塾のスキルを求めていない。
ということをはっきりと言った中で、実際に何を見られているのか、、、
それは、、、
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本人の素質とポテンシャルです。
簡単に言うと、”体の大きさ”と”足の速さ(スピード)”、”ずば抜けた発想力”です。
これは持って生まれたものです。
これに最低限のスキルがあれば受かります。
そして後天的なものとして初めて「スキル」が求められます。
そしてそれがない子で技術で、、、
となると「これは教えられるものではないな。という感覚」を持っている子
になってきます。
もっと言い換えてみると
技術で言うと、他所では絶対に教わらないようなことでチームの勝利に貢献できる。
ということが重要になってきます。
正直これに関しては、巷のスクールで教えられる内容ではありません。
その他大勢と一緒のことをやっている時点でもうお話になりません。
たまたまJ下部にそのスクールで入った子は持って生まれた部分を評価されていることが大半です。
だから逆にドリブル塾のドリブル技術をいつまでも続けて突き詰めていく子はジュニアユースに上がることが出来ない傾向が高いです。
J下部としては一刻も早く才能ある子からスクールのしょうもない内容から切り離したい。と考えているからです。
といっても彼らも立場上それを言いづらい立場にいます。
私としても、この話はこの限定だからこそ言える話。
ということで終えたいと思います。
ぜひご参考ください。
谷田部