試合に出られないのに帯同させられる遠征

こんにちは
谷田部です。

昨日は先月に引き続き
参加者を募った大会にエントリーしてきました。

6年生の卒業大会と銘打った大会で、各チーム6年生で構成されたチームに
6年生よりも他の3年生から5年生が多い形でエントリーしてきました。

当方としては、とにかく、戦い方と子供達一人一人のポテンシャルを引き出しながら
それぞれにやるべき課題を与えての交代を前半から繰り返すような戦いをしてきました。

かと言って勝負を捨てている。ではなく真剣に勝ちに行きました。
勝った試合もあれば負けた試合もあります。

今回は他のチームを見ていて思った疑問を書いていこうと思います。

8人制で交代自由をなぜ活かしきれないチームが多い謎?

8人制というのは、かつての11人制の時と違い
交代自由になったはず、フットサル的にどんどん交代が可能で
「育成」という年代ではとても有意義な制度に思えるのですが、
ほとんどのチームが前半は前半のまま交代をしない。
というのがとても目につきました。

試合に出られないのに、遠征に連れて行かれるという酷さ

私も小学校の時にこの、経験はしました。
行く必要なくね?といつも思っていました。
挙句、もてあますからボール蹴って遊んでいると怒られるという理不尽

サッカーに理不尽な指導はつきものですが、ちょっと違うんではないかな。
とこの頃から思い続けて今に至ります。

とにかく試合で出せよ。怪我人でろよ。
が正直ベンチ内で自分が出られない時は思っているくらいの選手でないと
先が思いやられます。

試合に出さない理由を考察する

・試合の流れで得点差をつけてから出したい
・中の選手に任せたい
・そのポジションを任せて流れを変えられる選手がいない
・流れを変える選手を移動させた時にそこを穴埋めできる選手がいない
・監督コーチと信頼関係ができている選手が少ない
・出ている選手とベンチの選手との落差が大きい

もちろん中心軸の選手などは変えたくない。というのはわかります。
ただ、色々なポジションをやらせるチャンス。
そして調子が悪い選手は一度ベンチに戻して具体的に修正箇所を話してあげる。
精神的に落ち着かせるなどはもっと活用すべきかと思います。
そしてベンチの選手にも具体的な任務を口頭で伝えて入れて上げるだけでモチベーションが上がるはずです。

今後の提案

交代選手がいる場合は特別な(怪我)などの理由がない場合は全員出す
などのルールを科すなどの工夫をしないと現状は変わらないのではないかな。と思います。
もちろん真剣勝負の場とは言えです。

それこそ監督コーチの腕の見せ所だと思うのですが、、、

今回感じたのは(チームとして)

フィジカルもそうですが、
周りとの距離感(ポジショニング)を瞬時に察して修正する力
全てを走らなくてもじわじわでも次のプレーを予測して歩く
瞬間的なダッシュとゆっくり走る。止まる。歩くを使いこなす(周囲とこれを合わせる)
これはメンタリティも同時に必要になってきます。

技術的に粗くてもフィジカルと圧でどうにかできてしまうのがいいのか悪いのか?
というのはとても気になりました。
技術的に粗い。というのは、パスの強さやコントロールが微妙ということ

これはこれで結果を求めていくのであればもちろん必要ですが、
この辺の技術的な部分をもっとつけなければいけないところと
メンタル的な戦う気持ちと走力をつけなればならないところ
そのどちらもまだまだというところ
の3つに分類できるなあと感じました。

今回感じたのは(個人を見て)

いろんなチームの個人の子供達を見て感じたのは
スクールで習ったんだろなあ、、、というドリブルやテクニックが多いこと(スクール感)
一人一人は本当に上手いのに、周囲との噛み合わせきれない。
ゴール前のシュートのフィニッシュまでのイメージが乏しい(教わっていない)
ということ

今回感じたのは、スクールだとやはり大きなコートの使い方を教わっていない
教わっていないからできない。という子が多い

ということです。
1vs1で抜けない。という悩みを多くもらいますが、大きいコートであれば
技術より、駆け引きとタイミング、スペースの使い方だけなのですが、、、
きっとスクールでの技術や狭いエリアだとまた違うんでしょうね、、、と

高学年になればなるほどシンプルにいかにスペースを攻めていくか
これになっていきます。
ちまちました抜き方ばかりをやっていると結局は勝てなくなってきます。

終わりに

一人一人のポテンシャルをいかに出すか
そしてどうやってチームの中で自分の力を貢献させるのか。
を主に学ぶ場にさせて頂きました。

様々なポジションもやって、他の選手の目線というのも垣間見る機会だったと思います。
何よりもしっかりとした目的意識を持って試合に入ることの大切さ
これだけで一試合の成長の度合いが大きく変わります。

今回は今までチームで日の目を見ない子が多かったのですが、ちゃんと目的意識と戦い方
を徹底して望めば「やれる!」という自信のついた子が多かったと思います。
私にとっては勝たせきれなかったのが悔しいですが、、、

全力でやればいいわけできない。悔しい思いというのがあるのは当然です。
ただ、あくまでも今は通過点に過ぎません。一喜一憂だけでなく、一人一人が何を得て何を感じるか
それが真剣勝負を通して学ぶべきことです。

また機会があればこのような大会へのエントリーを考えています。
今のチームで見返したい。力をつけたいという方
個人レッスンでのご相談は随時受け付けております。

大会エントリーもそうですが、日頃の目的意識と修正をしていくチェックを繰り返すことで
大きく成長します。
お気軽にご相談ください。

※場合によっては今回の春合宿は近くのチームを招待して試合をするのもいいかと考えています。
合宿の参加もお待ちしております。

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