陸上の走り方を取り入れれば取り入れるほどサッカーは下手になる

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陸上の走り方でドリブルはさらに顔が上がらなくなる

最近気になるのがかけっこ教室の問題

サッカーの技術と平行にかけっこの方法を陸上の先生に教わる。

 

脚が早くなれば有利。なのはサッカーで確かにあります。

が、ちょっと待ってください。

 

陸上の走り方をすればするほど、今度はサッカーが下手になります。

わかりやすくいえばドリブルで顔が上がらなくなります。

 

陸上の走りを学べば学ぶほどボールの無い時のスピードは上がったとしても

サッカーは下手になります。

 

顔が上がらないのは日本サッカー界の現代病

昔に比べ技術的なことを教えてくれる環境の多い日本のサッカー界。

小さいころからボールコントロールというものをやりこんでいるから

私たちの世代では考えられないほどボールコントロールが上手い子が増えました。

 

そのためか、足元からボールを離せず顔が上がらない子も同時に増えました。

サッカーの本質を忘れボールコントロールがメイン?と思える子も増えました。

 

昔は脚にボールがつく人間は少数のため顔が上がっている時間が圧倒的に多かったのですが

今ではボールコントロールが技術の向上が産んだ現代病。ともいえるこの現象。

 

陸上の走り方を取り入れればこの悪循環をさらに悪化させる原因となります。

 

 

陸上の走りとサッカーの走りは別物

陸上の地面のけり方とサッカーの脚の使い方。

そして腕の振り方は、全く異なります。

 

これはレッスン時にお見せする映像などをご覧頂ければ一目瞭然です。

 

誰もが見落としていた事実を確認していくだけでサッカーの走り方は常に確認復習でき

サッカー自体が一気にレベルが上がります。

正しいサッカーの走り方を学べば前だけでなく360度方向へのスピードの向上が図れます

陸上の短距離走は前へ一番早いスピードで走ればよい。

サッカーはそうではありません。

 

前だけでなく。前後左右に360度走る必要があります。

 

正しいサッカーの走り方をマスターするためにはラダーも不要です。

 

ラダーは結果的に正しいサッカーの走り方に近づく子が増える?という傾向はあるように感じますが

そうしたものすら必要ありません。

 

理解して習慣化すればこれも30分ほどで習得できます。

 

顔が上がらないとサッカーはできない。

顔が上がらない状況というのは、材料の無い料理と同じです。

食材を選べない状況の料理ほど味気ないものはありません。

顔を上げ「状況」という判断材料を得ることで、豊かな判断材料の中から取捨択一して最善の選択が出来ます。

 

顔を上げていないということは右左も見ずに道路を渡るようなもの。

無謀以外の何物でもないのです。

顔が上がるドリブルは10分~改善することが出来ます。

ドリブルで顔を上げるのはさほど難しい話ではありません。

早ければ10分足らずで出来るようになる子はできるようになります。

 

なにもじゃんけんしながらドリブル。

なんてことはしません。

 

自分の中で常にそうできる工夫と理解を入れるだけです。

 

顔を上げてドリブルをするには技術以上に

頭と目、などの神経系の方が大切です。

 

そして日常の行為。です。

 

普段から行っている何気ないことがサッカーになると出来ない。

それだけサッカーを神格化(特別視)している子が大半です。

 

日常を取り入れていけば普段出来ていることです。

すぐにできるようになります。

 

まずはご相談ください。

 

 

谷田部

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