こんにちは
谷田部です。
今日は本当にサッカーが上手い子は
「ボールトラップをしない。」
ということをテーマに書いていこうと思います。
下手で結果の出ない子は今なお「トラップ」を練習しています。
本当に上手い子は「〇〇」を練習しています。
サッカーの目的はボールを止めることではない。ということです。
・ボールトラップは10年前の時点でオワコン化していた
・なぜボールトラップは今なお残っているのか?
・世界の選手はトラップをしないで何をしているというのか?
・本当に上手い子は〇〇を練習している
・まとめ
という題目で書いていきます。
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ボールトラップは10年前の時点でオワコン化していた
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ボールトラップという言葉は、10年ほど前にすでにサッカー界のトップでは
「使わない」という方向で進むはずでした。
ファーストタッチやランウィズザボール、ボディシェイプなどが当たり前になり始め
トラップ。というボールを止める。
ということ言葉はもう業界的に使わない。という方向へ進むはずでした。
ボールトラップではなく、ボールコントロールという形でボールを最初の時点で動かそう。
という方向で進むはずでした。
なぜボールトラップは今なお残っているのか?
フロンターレの監督時代の風間八宏さんの存在はとても大きいのではないでしょうか。
フロンターレは全盛期を迎え、さらにビタ止めトラップがやたらとSNSで流れ始めました。
トラップという言葉が業界全体で残ったのは、スタートダッシュを失敗した。というのがあると思います。
スペインサッカーでは、ビタ止めトラップというのは推奨していません。
コントロールオリエンタードという次のプレーをしやすい場所に運ぶ置くというのが入ってきていました。
それを逆境で迎えたという背景があります。
結局残った言葉として今なお、トラップ。そして「止めることは正義」という感が残ってしまいました。
世界の選手はトラップをしないで何をしているというのか?
最近の世界の選手は常にボール又は自分自身の体を動かします。
次の本当に上手い子は〇〇を練習している。にも書きますが、ボールを完全に止めるのは大抵の場合
何らかのパフォーマンスの場合のみです。
あれだけのトップ選手だらけのプレッシャーの中です。
ボールを止めていたらすぐに相手からものすごいプレッシャーを受けるのは目に見えます。
そのため、常に、次のプレーを予見して次のプレーの場所にボールを動かし続けます。
トラップと次の動作が連動しているのです。
本当に上手い子は〇〇を練習している
本当に上手い子は、トラップでビタ止めもそうですが、
次のプレーへ移行しやすい「コントロール」を練習しています。
ボールを止める際にどんな姿勢でもいい。
ではなく、スムーズに動ける姿勢を意識し、ボールを触った足の次の動きまで意識して行うことが大切です。
本当に上手い子というのは、
ボールを止めることが目的ではなく、次のプレーの入り口としてボールをコントロールします。
下手な子は
ボールを止めるのが精一杯
ボールが止まってから次のプレーを考える。
といった大きな差があります。
若干の時間差ですが、サッカーの場合、多くの人数が移動するには十分な時間です。
まとめ
ボールを止めることができるのはいいことです。
しかし、次のプレーへ自然な流れで移行出来る様に
あくまでもプレーの中の1つとしてボールを止めるを「コントロール」へと上位互換することが大切です。
特に、顔を上げてコントロールをしないと次のプレーへと移行するのは苦戦します。
顔を上げて、さらに次のプレーも想像しながら形つけるためには、ボールを止めてから考える。
ではすでに通用しにくい時代に突入しています。
こうした技術のご相談も常にお受けしております。
お気軽にご相談ください。
谷田部