・判断力がないんです。
・すぐにボールを取られるんです。
電話越しやメールでお問合せを頂く際に必ずと言って入っている文言が
上の3つです。
さてこれをどのように解決するのか?
最近はこのブログをサッカー関係の方も読まれているようなので自分なりにも考えてほしいところです。
また親御様方も上記3つには「共通点」があります。
共に考えながら読んで頂ければ幸いです。
キープ力が本当に必要とされるシーンはもの凄く少ない
まずはキープ力の話、
キープ力を求められるのはどんな時なのか?
※今回のブログもキープ力自体が不要ということではありません。
もたついて相手に詰められてしまったとき
ということがほとんどのはずです。
もたつきとはトラップのミスやトラップしてから何かをしようとする時がほとんどだと思います。
判断力の場合
この場合、ボールをもらってから何かをやろうとする。
という共通点があります。
上のキープのもたつき。トラップミスやトラップしてから何かをしようとする。
と組み合わせると格好の餌食になることは容易に想像がつくと思います。
すぐにボールを取られる
ここまで上記二つを読んでもらった時点で
なぜ取られるのか?
ということは大体わかってしまうと思います。
まとめてみると・・・
結局は全てに同じ課題が言えるのです。
というより、どれか一つでもできないだけで結果は全て囲まれとられるのです。
だから
キープ力が・・・。
判断力が・・・。
すぐにとられる・・・。
という三段論法が成立してできているご相談内容なのです。
結局何を治すのか?
ボールをもらう前の用意。
考えておく。
が答えです。
なんていうとそんなものか?と言われてしまいそうですが
大半のサッカー関係者はそのように答えると思います。
たしかにごもっともです。
でもこれをできない子たちもそれはわかっていてもできないのです。
もっと根本的な部分に問題があるということに最近私も気づきました。
今回はそこにも少し触れられればと思います。
ボールをもらう際の方向転換のための方法をわかっていない
これをやる際にはもっとも肝心な
ボールを見ないで止める方法
(サッカー家庭教師内で教えている)
が必要にはなります。
それを実際にこの場合も教えて
それからステップワークを教える。
それだけで大分よくなります。
顔を上げる。ということが必須になるのですが、
究極的に答えを書きました。
それだけで判断ももちろんついてきます。
顔を上げて次のパス方向を見ながらボールを止められれば相手は全速力では向かってきません。
もし来てもかわすことができます。
そして、次のパス方向を見ているということは、ボールではなく次の状況を見ているはずです。
判断力もつくのです。
逆に言えばこれでもダメならリターンパスという選択肢をすれば自分で失うことも大きく減ります。
結局は
これができればキープする場面は大きく減ります。
何度でも言いますが
これができれば体の大きさやフィジカルでの勝負も減らすことができるのです。
一時間でも手ごたえを感じることができます
一時間といっても修正は30分足らずですが、必ずと言っていいほど手ごたえを感じて頂けると思います。
これが出来るようになるだけでサイドで張りっぱなしの子が中に入ってプレーできるようになります。
余裕ができるのでいろいろ試したくなります。
結果サッカーが楽しくなります。
意外と小学生だけでなく、中学生や高校生もできていない子が多いです。
能力でカバーしていたりもしているようですが
ちゃんと理解してやれるともっと楽に、そして楽しくなります。
春休み中も若干ながら空きがあります。
まずはご相談お待ちしております。
谷田部