スペインサッカーは日本人の気質に入りすぎる
規律や頭を使う、考える。などを前面に出すスペインサッカー。
真面目で理解力のある子ほど
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危険だと最近危惧しています。
それは日本人の気質にマッチし過ぎるからです。
それにしてもメディアコントロールやイメージ戦略が上手なので乗っかってしまいたくなる気持ちも確かです。
放置するとすぐにシュートを打つスペイン人
まずはスペインサッカーの根本的な部分から知る必要があります。
なぜ、規律と頭を使うを前面に押し出すのか?
それは、
“好きにやらせるとどこからでもシュートを打ちまくるから”
にすぎません。
ここありきなんです。
だから規律やルールを置く必要がある。
日本人はどうですか?
放っておいたら個性爆発させてシュート打ちまくりますか?
そこ無しにスペインの規律や頭を使うは
協調性や理屈大好きな日本人の気質に合いすぎて頭でっかちで身動きが取れなくなります。
日本食で育ち続けいきなり明日からスペイン料理中心と言われればそりゃ厳しくなります。
スペイン料理が美味しくても、いいとこ取りを繰り返し日本食の中に取り入れて行くはずです。
あくまでも、「エッセンス」や「刺激」として取り入れるべきで
そればかりになってしまうのは違うんです。
本当に必要な時の刺激にとどめるべきです。
海外サッカーの規律やルールは
荒くれ者をコントロールするためにある。くらいの感覚でとっても大げさではありません。
日本は逆に荒くれ者を作らず、排他してしまいます。
もっと”怪物”を作り出すためにはこうしたマインドから変わっていく必要すらあるのです。
日本のコーチ陣にも責任がある
コーチ達もスペイン大好き
日本のサッカーに上手にエッセンスとして良いところを入れている。
もし入れていても良いところと悪いところを抽出して入れているという説明
をしないから選手やその親御さんは不安になります。
たまにあるセミナーに出たり、本を買って読んだから→勉強しました。
なんてSNSに載せている人には無理かと思いますが…
最近ではスマホやPCを使えないというコーチは問題外
今の時代、コーチや教える人も選手やその親御さん以上に情報を浴び続けて取捨択一していなければいけない時代
親御さん以上に情報を浴び、取りに行く
くらいのスタンスのコーチかどうかが問われる時代。
本当の意味でいろんなサッカーの良し悪しを語り、上手に取り入れているか。
またはあえてしない説明ができるのか?
そうした情報すら共有し、プロとして判断できるコーチであってほしいと思います。
チーム選びやスクール選びにも使える
このコーチ大丈夫?と相手を不安にさせているチームやスクールのコーチの時点で終わっているのです。
その子に合ったスクール選びすらも問われる時代です。
どこの国のスタイルのサッカーが好き。ではなく自分に合ったものや無いものをエッセンスとして学び取り入れるというスタンスを維持すること
これが非常に大切です。
多様性や調和を持って取り入れることが上手な国民性があるのが日本です。
日本人であれ、とは言いません。
良いものをきちんと自分で選べる自分人に
なってほしい。
料理やファッション、音楽に海外の良いものを取り入れて行く。と同じくらいの位置に来つつある日本のサッカー文化。
だからこそ
チームやスクールを選ぶ側もラーメン屋を選ぶ感覚で選んでほしいと思います。
谷田部