最終更新日:2023.2.19 最下部に追記
※タイトルが過激かも知れませんが、お子様を持つ保護者様共に
サッカー関係者の方にも今起きている問題として知ってもらいたいため
このようなタイトルになりました。さまざまなご意見あると思いますが一意見・問題提起と受け取って頂ければ幸いです。
こんにちは 谷田部です。
夏休みもお陰様であちこち駆けずり回り忙しくさせて頂きました。
今日はこの夏休みから9月にかけて気になったことを書いていきたいと思います。
最近巷では、フットサル場が大変増えると同時にそのコートでサッカースクールも多く行われています。
実際、サッカー家庭教師に来ていただいているお客様の多くの方が熱心にこうしたスクールに通われているのが現状です。
ただ一つ気になることが続いているのでこうして書いてみる次第です。
私のお客様は超初心者から上級者まで(小学生低学年から高校生)いらっしゃいます。
今日はある程度サッカーをやってお子さんに増えているのが
足元にボールを止める技術が高い子→同時にボールを体の近くに止めすぎる傾向
こういった子たちに言えるのは
ボールを与えると足元の技術はそこそこできる
ボールが足元に来る前とその後がどうしたらいいのかが分からない
ということです。
話を本人たちに聞くと決まってこう答えます。
・次のプレーを想像していない
・ボールを止めてから次にどうしようか考えてる
客観的な原因としては
→ボールを足元に入れすぎて周りが見えない&ボールを蹴るのに時間がかかる(蹴りやすい位置に一度移動させてから蹴る)
主観的には
次のプレーを想像していない
運ぶスペースを考えていない
パスコースを考えていない
ボールから目を離さない
・・・etc
昔はフットサルコートでのスクールというものはまだまだなくこうした例は近年に急激に見られるようになりました。
私たちは大きめのコートでのチーム練習がメインだったのも大きいと思いますが
足元に入れすぎる選手は少なかったと思います。
近年のフットサルコートの狭い中でのボールコントロール技術習得
と同時に、チーム練習以上にあるフットサルコートでのプレー機会により
遠くに蹴る必要性がなく遠くを見ない、
スペースの利用の概念が減る、
コートが狭いため足元に止めがちになる弊害
も同時に起こしているのではないかとも考えています。
狭いコートでプレーする長所と短所と広いコートでプレーする長所と短所
の部分をチームで指導する指導者もスクールで指導する指導者も一度認識して子供たちに接する必要があると思います。
ただし、これだけたくさんの子が狭いコートと広いコートでのプレーの使い分けをしきれていない子供たちに毎回のように出会うのを見るとまだまだこの認識はされきっていないと思われます。
私自身、ブラジルでのチーム経験のときに毎週のようにチームに練習生が来ましたが
中にはフットサルチームからの練習生もいました。
ブラジルのサッカーのピッチは日本よりも広いところが多いのですが
狭いコートと広いコートの認識をしていないとこじんまりとしたプレーになってしまい大きなコートでは効果的なプレーはできません。
フットサルコートでのスクールが増え、ボールに触れることが増えたのは素晴らしく足元の技術が向上につながっています。
と同時にダイナミックなプレーが必要なサッカーの中でどのようにその技術を生かすのかを考えたうえで通うことが重要になります。
高い技術を習得しても
チームに帰って広いコートで活かしきれていない子が多すぎるのが現状です。
4年生くらいまでは徹底的にボールスキルだけでもいいくらいですが
特にこの理解をチームプレーが増え始める5、6年生以降の子はボールスキルだけでなく
オフザボールの動き、
ボールが来る前の準備
ボールを出した後の動きも理解していく必要があります。
今回は小学生の高学年~中高生に至るまで大変多く見られ、気になって仕方なかったので書かせて頂きました。
こうした部分の改善は何度か修正すればすぐにできるようになります。
まずはご相談下さい。
サッカー家庭教師では
これからサッカーを始める子
始めたばかりの子
チームのレベルについていけない子も
しっかりとサポートさせていただいております。
チームでのお悩みやサッカーに関するご相談随時受け付けております。
まずはお気軽にご相談下さい。
谷田部
最終更新日:2023.2.19 最下部に追記
今ではとんでもなくむかーし昔の写真や記事が出てきました。
10年以上前から同じようなことを言い続けていたのだな。と
あれから10年以上たった今、まさに最近の低学年で危惧していることがあの当時そのまま現存している。ということ
何事も身近ですぐに行けて便利だからこそ自分にとってのメリットとデメリットを把握した上で利用して欲しい。
フットサルとフットサルコートのサッカーへの入口としての役割は十分にわかっているからこそ、
便利の裏側にある、サッカーへの影響とメリットをしっかりと矜持して欲しいからこその過去記事です。
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ボールをもらいに動かない。ボールを待つ。の原因4つ
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