小学3年生・サッカー歴半年のお子さんの「歩き方」と「足が前に出ない問題」を診断した結果
サッカー家庭教師の谷田部真之助です。
「サッカー技術の病院」というコンセプトで、
これまで2万件を超えるサッカー個人レッスンを行ってきました。
私は、ただメニューを「教える」のではなく、
お子さんが伸び悩んでいる**原因を見つけて “治すように整える”**ことを大事にしています。
今日は、小学3年生・サッカー歴半年のお子さんの診断レポートを一つご紹介します。
ご相談:スクールのゲームを見て「これは一度ちゃんと見てもらった方がいいかも…」
ある日、お父さんお母さんからLINEでご相談がありました。
「スクールのゲームを見ていて、ちょっと気になる点があって…
一度、見ていただくことはできますか?」
ちょうどタイミングが合ったため、
ご連絡をいただいた“その日”に診断レッスンを行うことになりました。
今回のお子さんの状況は、
- 小学3年生
- サッカーを始めて約半年
- スクールには楽しく通えている
- ただ、試合になると動きが固まりがちで、親御さんから見ると「なんとなくサッカーっぽくない」
という状態でした。
診断して分かったこと①:足が前に出ない/立ち方がサッカーになっていない
実際に動きを見ていくと、最初にハッキリと分かったのがこの2点です。
- 足が前に出ない(一歩目がものすごく小さい)
- 立ち方・構え方が、まだ「サッカー選手の立ち方」になっていない
ここで大事なのが、
足が前に出ないと、何が起きるのか?
という部分です。
足が前に出ないと…
- ボールを蹴ろうとしたときに、いつも足が「後ろ」にある状態になりやすい
- その結果、ボールを追いかけながら足を振るだけの、雑なドリブルになってしまう
- ボールが少し前に出ただけで、足がそもそも届かず、しっかり蹴ることができない
こういった問題が、プレー全体に出てきます。
つまり、
- 一歩目が前に出ない
- 立ち方がサッカー向きになっていない
という“土台のズレ”が、
- ドリブルが雑に見える
- シュートやパスがしっかり当たらない
- 「届かない」「追いつかない」という感覚が強くなる
といった形で表面化している、という状態でした。
診断して分かったこと②:歩き方・体の使い方が“サッカー仕様”になっていない
もう一つ大きかったのが、歩き方と全体の体の使い方です。
- 重心が後ろに残りがち
- 足を前に運ぶというより、“トコトコ歩いている”ような感覚
- 上半身と下半身の連動が弱く、「運動している」というより「ただ歩いている」状態
この状態では、
どれだけボールテクニックだけを練習しても、試合の中で発揮しきれません。
最初にやったこと:いきなりボールではなく「走り方」と「立ち方」を整える
そこでレッスンでは、いきなりボールは使わずに、
- 立ち方・構え方
- 一歩目の出し方
- 走り方
- 重心の置き方
といった**“サッカーをするための土台の動き”**を整えることからスタートしました。
具体的には、
- どこに足を着くと、自然に前に出やすいか
- どこに重心を置けば、スッと動き出せるか
- 上半身の向きと、進行方向をどう揃えるか
こうしたポイントを、一つずつ丁寧に修正していきました。
ここが整っていないまま、
リフティングやドリブルの“形”だけを真似しても、
なかなか結果にはつながりません。
リフティング:手からしか始められなかった → 足からボールを上げてスタートできるように
土台となる動きを整えたあと、リフティングを確認しました。
レッスン前は、
- リフティングは必ず手から落としてスタートしないとできない
- 地面に置いたボールを“足で”持ち上げることができない
- 3回も続かないので、本人も「リフティングは苦手」という意識が強い
というところからのスタートでした。
ここで行ったのは、
- 足首の使い方
- ボールを当てる位置
- 体の軸の通し方
- 「ボールを上に運ぶ」感覚の作り方
を整理しながら、
地面に置いたボールを、足でトンと上に上げて、そのままリフティングを始める
という形を徹底して練習したことです。
その結果、
- 手からしか始められなかったリフティングが、足からしっかりボールを上げてスタートできるようになり、
- リフティング自体も
「3回も続かなかった」状態から、「5回をきれいなフォームで続けられる」状態に変化しました。
回数が増えた以上に、
「サッカー選手らしいリフティングの形になってきた」
というのが、とても大きな変化でした。
ドリブル:ボールの“触り方”を知らないだけで損している子は多い
次に、ドリブルのボールタッチを見ていきました。
このお子さんの場合、
- どの部分でボールを触るのか
- どれくらい前にボールを運ぶのか
- 止めるときと運ぶときの違い
といった、「ボールの触り方」を
まだしっかり教わっていない状態でした。
足が前に出ないことで、
- ボールが常に体から離れがち
- ボールの後ろから“追いかけて蹴る”だけの、雑なドリブルになりやすい
という問題もありました。
そこで、
- ボールの横に立つ位置
- 足を前に出して、ボールと一緒に前に進む感覚
- 細かく運ぶタッチと、少し長く運ぶタッチの使い分け
を一つずつ整理していくと、
ドリブルの動きがスムーズになり、ボールが足元に収まる時間が増えてきました。
シュート:当たらない・届かない → 「ドーン」と蹴れる感覚へ
最後にシュートです。
レッスン前は、
- ボールにしっかり当たらない
- ボールが前にあるのに、足が届かずに中途半端な当たり方になる
- 結果として、ふわっとした弱いボールしか飛ばない
- 失敗が怖くて、思い切り足を振れない
という状態でした。
ここでも、
- 支える足の位置(ボールと自分との距離)
- 足をしっかり前に出して踏み込む感覚
- 蹴り足の振り方・体の軸
を整えていくことで、
「足が届かない」「なんとなく当たらない」状態から、
「しっかり踏み込んで、ドーンとボールを蹴れる」感覚
に変わっていきました。
**「届く」「当たる」「飛ぶ」**が揃ってくると、
子どもの表情も一気に変わります。
親御さんの声:「歩き方と後ろ姿が変わっていて驚きました」
レッスン後、お父さんお母さんからこのようなお言葉をいただきました。
「歩き方、後ろ姿が全然違っていて驚きました」
「リフティングも5回なんて見たことがなくて、本当にうれしいです」
ボールの技術だけでなく、
「歩き方」「後ろ姿」レベルで変化が出るというのは、
体の使い方を“土台から”整えているからこその変化です。
私自身も、
「サッカー歴半年でも、
土台から見直すことでここまで変わる」
ということを、改めて感じさせてもらえたケースでした。
今回の形式:「相性診断」と「本気度チェック」
今回のレッスンは、
- 相性診断
→ 谷田部やスタッフとの相性、レッスンスタイルとの相性をチェック - 本気度チェック
→ お子さんご本人がどれくらい「変わりたい」と思っているか、
どのレベルまでサポートした方がいいか
という形で行いました。
「いきなりコース契約は不安」
「まずは今の状態を客観的に見てほしい」
というご家庭には、
こうした診断形式のレッスンが特に向いています。
サッカー歴より大事なのは「足が前に出る立ち方・歩き方・体の使い方」
今回の診断で、改めてお伝えしたいのは、
サッカー歴の長さよりも、
最初の「足が前に出る立ち方・歩き方・体の使い方」がどれだけ整っているかが重要
ということです。
- 足が前に出ない
- 走り方がなんとなくぎこちない
- ボールにいつも一歩届かない
- ドリブルが雑に見える
- シュートがしっかり当たらない
こういったお悩みの多くは、
サッカーのテクニック以前の**「体の使い方」**を整えることで、
一気に変わることがあります。
「うちの子も一度見てほしい」という親御さんへ
- スクールやチームには通っているけれど、なんとなく伸び悩んでいる
- 走り方や立ち方、後ろ姿を見ていて「ちょっと気になる」
- リフティングやシュートで、なかなか自信が持てない
そんな場合は、一度現状の診断から始めてみてください。
サッカー家庭教師・サッカー技術の病院では、
お子さん一人ひとりの
「体の使い方」「動きのクセ」「自信の持ち方」まで含めて、
原因を見つけて、整えることを大切にしています。
まずは、LINEから
「スタート診断」
とメッセージを送っていただければ、
お子さんの現状とご家庭のご希望に合わせて、
最適なレッスンの形をご提案いたします。

