【サッカー】やってほしいシュート練習
今回は4つのシュート練習を紹介します。一人で出来るものからチームで出来るものまでありますので、ぜひ参考にしてください。
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【基本】一人で出来るシュート練習
まずは一人で出来るシュート練習です。
ボールを上に投げ、落ちてきたボールをスリーバウンド以内にシュートします。
この練習では足を振り回してシュートすると、思っているところへボールが飛びません。「正確」に「コンパクト」に「打つ!」をテーマにやってみてください。
「シュートチャンス!」と思った瞬間に肩に力が入って大振りになる傾向がある(笑)ので、バウンドに合わせて1、2、3のリズムでミートします。ただ漠然と蹴るのではなく、ゲーム中のチャンスをイメージして確実にゴールするようにしましょう。
この練習を友だちと二人でやるならば、一方が蹴る場合もう一方はキーパーになって、5本勝負など対戦ゲーム形式でやるといいと思います。
この練習をひと通りやったら次はレベルを上げて、ゴールに背を向けた状態でリフティングから頭越しのボールをワンバウンドさせてシュートします。振り向きざまのシュートになるのでミートの難易度が上がります。これもお友だちと5本勝負するのもいいですよ。
【上達法】フィジカル系のシュート練習
この練習は出来れば広いコートでやることをオススメします。
今回は11人制コートを使ってやってみます。
まずスタートは奥のペナルティーエリア内から、ドリブルでセンターラインを越え、その辺りからシュートを狙います。シュートが決まる(止められる)までの時間を例えば4秒以内と決め、1本ずつ攻撃と守備(キーパー)を入れ替えてやります。これも対戦形式で友だちとやってみるといいでしょう。
シュートまでの時間設定があるので、体力的にきついだけでなく時間とキーパーのプレッシャーとの戦いにもなります。このきつさの中で、「スピードを緩めずシュート感覚を磨く」のにはとてもいい練習です。
【上達法】イニエスタのシュート練習
これは今年ヴィッセル神戸を退団したイニエスタ選手が以前チームTwitterで公開していたシュート練習です。
ゴールの両ポスト脇から交互にパスを出してもらい、ワンステップでゴールのサイドネットを狙います。イニエスタ選手はゴールを見ずに下を見たままシュートしていたので、ちょっと真似してみましょう。蹴り方はインサイドで、ゴールを見なくてもボールをどこに置いてどの辺りを蹴るかを繰り返しやることで、ゴールを見なくてもサイドネットがしっかり狙えるようになってきます。これもチーム練習でやってみると良さそうです。
【上達法】イングランド式シュート練習
イングランド式シュート練習もイニエスタのシュート練習と似ていて、ポスト脇からボールを出してもらい、それをセンターラインの手前でワントラップしてシュートします。これも対決形式でキーパーに入ってもらって10本中5本ゴールしたら勝ちとか決めてやるといいでしょう。
いろんな方向にパスを出してもらうと蹴り方に工夫が必要になってシュートバリエーションも増えます。チームで練習終わりにワイワイやってみてください!
まとめ
今回はシュート練習を4つ紹介しました。それぞれ状況に応じてインサイド、インステップ、インフロント、トーキックに逆足でのシュートなど瞬時にシュート選択をするところに面白さがあります。夏休み中にやってみることをオススメします!
2024.6月 追記
サッカーで得点を決めるうえで、重要になってくるのがシュートの練習です。どんなに試合展開に影響していたとしても、シュートが決まらないと試合に勝つことはありません。力強いシュートのためには、正しいフォームでボールを蹴るのが大前提となります。そのうえで、状況に応じてシュートの方法を選択することで、よりサッカーの面白さが実感できます。
シュートはいきなりできるものではないので、日々練習を繰り返すことが大切です。サッカーの試合では動きをとめてボールを蹴ることはほぼありません。いかに動きながらシュートを打つか、的確な判断ができるかどうかを意識するようにしましょう。
例えば、シュートを打つ前に周囲の確認を忘れずに行うようにして、ポジショニングを頭に入れておきます。味方の位置や敵の位置を確認して頭に入れておきシュートを打つと、相手の裏をかいたシュートもできるようになります。
いろいろなシュートを試してみてください。
2024.8月 追記
シュートの大切さについては、何度もお伝えしている通りです。
意外と、一人でできるシュート練習も多いため、サッカーでかっこいいシュートを決めたいと考えているのであれば、まずは日々の積み重ねを大切にしてみてください。
また、シュートの練習はもちろんですが試合で大切なことは”状況に応じたシュートを打てるかどうか”です。それぞれに得意なサッカーがあると思いますが、状況を読まずにシュートしても相手に予測されやすくなり、得点には繋がりません。簡単にシュートを止められないようにするためにはどうするのか?を考えるようにしてください。
まずは相手の状況をしっかりと見ること。慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、相手の状況をしっかりと見るためにも首を振って周囲の状況を確認するようにしていきましょう。