これまでのコラムで強いシュートを蹴る方法や入るシュートコースについて紹介してきました。
それらをトレーニングしてゴールが増えた方が多いと思いますが、それでもなかなか状況が変わらない方ももちろんいらっしゃると思います。
ゴールを決められない、FWとしてチームを勝たせることができない状況、辛いですよね…。
今回はそんな状況を打破すべく解決法に迫っていきます!
辛いシュートスランプ
まず、シュートスランプにも二つの種類があります。
一つ目はあまり自分自身ところにボールが来ないパターン。ボールが来たとしてもゴールから遠い位置であったり、良い状態で無いときなど。
二つ目は決定機を外してしまうパターン。良い状態でボールをもらってもGKに止められてしまったり、枠外にシュートを撃ってしまうなど。
それぞれに原因と解決法があります。ではその二つについてそれぞれ解説していきます。
ボールが来ない…。どうしたら良いのかわからない。
ボールが来ないならどうすることもできないじゃないか。それで片づけてしまっていませんか。
確かに良い位置でボールを受けることができ、シュートを撃つ回数が増えればゴールするチャンスが増えることは間違いないです。
しかし、プロのサッカーの試合を見ても必ずしもシュート本数の多いチームやボール支配率の高いチームが勝っているわけではないですよね。
では数少ないチャンスでどのようにゴールを決めるのか。
ズバリ、ポジショニングだと思います。少ないチャンスでも良いポジションでボールを受けることができればゴールの期待値も大きく上昇します。
ボールをもらえない!オフザボール・ポジショニングの動き方 #サッカー自主練 #サッカー親子練習 #サッカー上手くなる #サッカー上達方法 – YouTube
ポジショニングを磨いて攻撃の質を上げましょう!
ゴール前での決定機を外してしまう…。
先ほどはポジショニングについて解説しました。
良いポジショニングをとっていてたくさんチャンスはあるのだけれどもシュートを外してしまう、GKに止められてしまう。
次はこちらのパターンに着目していきます。
ポジショニングに加えて重要なのがトラップになります。ドリブルやシュートの成功率はファーストタッチですべて決まるとも言われるほど大切な要素になります。
止める・蹴る、サッカーの基本ともいえる部分ですが意外と練習をおろそかにしてしまいがちなポイントでもあります。
ドイツ代表・レアルマドリー所属トニ・クロース選手はまさに止める・蹴るを細部まで突き詰めた選手だといえると思います。
動きながらのトラップミスの改善 #サッカー自主練 #サッカー親子練習 #サッカー上手くなる #サッカー上達方法 – YouTube
動きながらのトラップを改善することでよりゴール前での精度を上げることができると思います。
また、トラップがうまくいけばGKの位置を確認したり冷静にプレーをする余裕を作ることができます。
チャンスの数は多くても決めきれない、そんな選手はまずトラップを磨くことがゴールへの近道になると思います。根気強く練習していきましょう。
【実践】ゴール前の決定機を意識して練習してみよう!
ポジショニング、トラップとサッカーの基本とも言えるところをトレーニングしてきました。ここまでマスターできたらいよいよ試合中のシチュエーションを意識したトレーニングを行ってみましょう。
キーパーとの1vs1 #サッカー自主練 #サッカー親子練習 #サッカー上手くなる #サッカー上達方法 – YouTube
この動画ではGKとの1V1を想定したトレーニングを紹介しています。
FWなら一番多い決定機といえるこのシーン。
なんども繰り返し練習することでGKの動きやボールの運ぶコースなどわかってくると思います。
親子でもいいですし、友人でもいいですのでトレーニングすることを強くお勧めします。
まとめ
今回はシュートが入らない原因とそのトレーニング方法を紹介しました。
どんな選手であっても必ずあるであろうスランプ。シュートだけにとらわれず、ポジショニング・トラップのような基本的なところを磨き、実戦練習を積んでスランプを抜け出しましょう!