スピードとパワーという、一時的な快楽に溺れると先で必ず壁にぶち当たる
こんにちは
谷田部です。
最近も書きましてたが、去年までは「伸び悩み」といえば、小学校3年生というイメージだったものがとうとう2年生でも出てきました。
2、3年前は4年生、それより前は5年生で言われていた言葉です。
ある意味親御さんもそれだけ小さい幼稚園の時から熱心に見ている。
という証拠でもあると思います。
伸び悩みの原因はなんなのか?
本来であれば、小学校2年生という学年はまだ、「サッカー」と呼べる代物ではなくまだまだお団子でワチャワャやってる。
というものでした。
そして、それはそれで良いものだったんです。そして、それは本当であれば今でも変わっていません。
まだまだ「遊び」の延長の「サッカーごっこ」で良かったんです。
お父さんコーチたちの暴走
昔はサッカー経験のある指導者も親御さんも少なかったのですが、今では平気で”サッカー経験者”が出てくる時代になりました。
そして、なんとなく自分の子に教えて評価がついたからといって勘違いしてしまうお父さんコーチが続出しているのです。
お父さんコーチはお父さんコーチであり、その枠は超えません。
プロではありません。
それを子供達や、サッカーがわからない親御さんたちの中で勘違いしてしまう。
その結果、低学年でも、これみよがしに「これぞサッカー観」を出し始めるのです。
そうすることで
年々、こうした「伸び悩み」の低年齢化が加速するのです。
職業コーチですか?
と聞くようにしています。
それだけで
問題の解決方法が限定されていくのです。
そろそろ、暴走した指導者に気づき、選ぶ次第
初めてサッカーの場に行くようになったお父さんやお母さんは、初めての場の影響力は非常に大きいです。
たど、「異常な世界」であることは客観的に見なければわからないものです。
知ったかのお父さんお母さん、影響力を匂わすお父さんは出来るだけ関わるべきではありません。
私の側からすれば、合っていたことがありません。
そして大半のそうした保護者のお子さんは、いつのまにか消えていきます。
プロの一歩手前の高校生年代でです。
要するに本人の意志よりも親御さんの意志だからです。
それは低学年や小学生年代の保護者の視点からはわかるはずがありません。
だからこそ、全体を客観的に見れるプロに相談すべきなのです。
小学校2年生の「伸び悩み」に巻き込まれるな
サッカーとはマラソンです。
小学校2年生なんてまだ競技場を出てもいない。くらいです。
だから3年生や4年生で周囲のパワーやスピードが追いついてくると一気に本人がどうしていいかわからなくなります。
最初のうちは、スピードやパワーでどうにかなった子ほどヤバイのです。
そして親御さんの知っているサッカーすらも通用しなくなります。
そう、サッカーもファッションと同じく最先端ご常に求められるので、サッカー経験者のお父さんのサッカーは通用しなくなってくるのです。
高校年代でお父さんお母さんのセンスの服をガチで着てればそりゃダサいです。
同じくサッカーも通用しなくなり自然と淘汰されていくのです。
ジュニアサッカーを応援しようやサカイクを鵜呑みにしない
あれは、あくまで「メディア」です。
たしかにそれなりの情報もありますが、情報発信が仕事であり、それを読んだくらいでサッカーを知った気になる親御さんの続出は非常に危惧するところです。
お父さんコーチもその一端にすぎません。
どっぷり浸かる必要はないのです。
本当に大切な情報は「表」に出るはずがない
本当に大切な情報は
そんな風に無料で垂れ流しになりません。
そして誰しもが手に入る程度は、大体がすべての人に当てはまるはずがないのです。
だからこそ、親御さんが情報やコーチなどは惑わされずに慎重になる必要があります。
大切なお子さんだからこそ、情報過多な世界に放り込まないことが大切です。
着実に積み重ねるためには、情報に振り回されることが本末転倒になります。
無限に感じる時間の中で、不安になることはわかります。
しかし、その時間は一瞬しかありません。
だからこそ、本質を見極める力が今こそ問われているのかもしれません。
ご相談お待ちしております。
谷田部