サッカー個人レッスン|オフザボール、ボールをもらう位置、ポジショニングの法則

オフザボールの動き方が分からない子に「よくある悩み」と、個人レッスンでの改善ポイント

ドリブルやキックは練習しているのに、試合だと急に消える。パスが来ない。動けと言われるけど、何をすれば正解か分からない。オフザボールの悩みは、上手い下手というより「見方」と「準備の型」がないことが原因になっているケースが多いです。JFAの育成現場でも、状況を認知して判断し、良いポジションを素早く取るという“オフ・ザ・ボールでの準備”が重要だと述べられています。 [oai_citation:0‡JFA|公益財団法人日本サッカー協会](https://www.jfa.jp/news/00021230/?utm_source=chatgpt.com)

オフザボールでよくある悩み(親子から出やすい順)

1 「動け」と言われても、どこに動けばいいか分からない

2 近づきすぎて詰まる、遠すぎて関われない(距離感が迷子)

3 パスコースを作ってるつもりが、相手の陰に入って消える

4 もらう前に止まってしまい、相手に先に寄せられる

5 もらった瞬間に囲まれて、前を向けない

6 体の向きが閉じていて、次のプレーが遅れる

7 受けるタイミングが早すぎる・遅すぎる(出し手とズレる)

8 もらった後の「次の人」を作れず、ワンプレーで詰む

9 走っているのに“効いてない”と言われる(動きの目的が曖昧)

10 味方がボールを持つと、なぜか自分が隠れてしまう

悩みの正体は「準備がない」こと

オフザボールは、気合いで走る話ではなく、準備の質です。ポイントは大きく3つだけ。

・観ておく(首を振って情報を取る)

・良い場所に立つ(距離・角度・体の向き)

・良いタイミングで動く(相手と味方の動きに合わせる)

FIFAも、サポートは「距離・角度・タイミング」を状況に応じて整えることが重要だと整理しています。 [oai_citation:1‡FIFA Training Centre](https://www.fifatrainingcentre.com/en/practice/talent-coach-programme/sessions/support-and-off-the-ball-movements.php?utm_source=chatgpt.com) さらに“観ておく”については、スキャンの頻度がプレーの質と結びつくことが示されています。 [oai_citation:2‡FIFA Training Centre](https://www.fifatrainingcentre.com/en/environment/science-explained/high-performance/play/karl-aksum-scanning.php?utm_source=chatgpt.com)

個人レッスンで実際に直した「改善内容」(よく効く順)

ここからは、個人レッスンでその場で変化が出やすい改善ポイントを、手順でまとめます。動画ではこの内容を実演しながら解説しています。

ステップ1 「首を振る」を“作業”じゃなく“目的”に変える

首を振れと言われても、ただ見て終わる子が多いです。そこで最初に決めるのは「見る対象を3つに固定」します。

・ボール保持者(味方)

・一番近い相手(誰が来るか)

・空いているスペース(次に立つ場所)

これだけで、“なんとなくキョロキョロ”が“次の一手を作るスキャン”に変わります。 [oai_citation:3‡FIFA Training Centre](https://www.fifatrainingcentre.com/en/environment/science-explained/high-performance/play/karl-aksum-scanning.php?utm_source=chatgpt.com)

ステップ2 「距離」と「角度」を整えて、消えない立ち位置にする

パスが来ない子は、頑張り不足ではなく、相手の陰に入っています。そこで修正するのは2つ。

・近すぎる場合:相手もまとめて連れてきて味方を苦しくする

・遠すぎる場合:出し手から見えない、パスが通らない

出し手が前を向ける距離に入りつつ、相手の影を外す角度を作る。FIFAのセッションでも、ダイヤ形でサポート角度を作りながら前進する構造が紹介されています。 [oai_citation:4‡FIFA Training Centre](https://www.fifatrainingcentre.com/en/practice/talent-coach-programme/sessions/support-and-off-the-ball-movements.php?utm_source=chatgpt.com)

ステップ3 「体の向き」を開いて、もらう前に勝つ

ボールをもらった瞬間に詰む子は、もらう前から詰んでいます。修正はシンプルで、受ける前に“半身”を作り、次の方向を残します。FIFAのセッションプランでも、前進するためにオープンな身体の向きが重要だと述べられています。 [oai_citation:5‡FIFA Training Centre](https://www.fifatrainingcentre.com/media/native/test/FIFA_Session_Plan_Zamrat.pdf?utm_source=chatgpt.com)

ステップ4 「タイミング」を合わせて、動きを“効かせる”

オフザボールは、走ること自体が目的ではありません。相手を動かしてスペースを作る、味方の次のパスコースを作る、これが目的です。

例えば、いわゆる“第三の動き(サードマンラン)”は、直接パスが出ない状況でも、3人目の動きで受け手を前進させる考え方として整理されています。 [oai_citation:6‡Coaches’ Voice](https://learning.coachesvoice.com/cv/third-man-runs-football-tactics-explained-gasperini-guardiola/?utm_source=chatgpt.com)

レッスンでは「味方が前を向いた瞬間に動く」「相手が食いついた瞬間に外す」など、出し手と相手の動作に合わせて“動き出しの合図”を揃えることで、走りが一気に意味を持つようにしていきます。

この動画で見てほしいポイント

・首を振る時に、何を見ているか(3つの対象)

・相手の陰から外れる立ち位置の作り方(距離と角度)

・受ける前に半身を作って、前進できる状態で受ける方法

・動き出しのタイミングを合わせる“合図”の揃え方

オフザボールが変わると、プレーが派手にならなくても「関われる回数」と「ミスの減り方」が一気に変わります。今まで“根性”で片付けられていた悩みほど、型を入れるだけで早いです。まずは上の動画で、実際の動きと修正ポイントを確認してください。