学年:小学校1年生
サッカー歴:小学校1年生から
期間:1か月~継続中
頻度:週1程度
性別:男の子
依頼内容:
サッカーを始めたばかり
サッカースクール内でもついていけない。
担当:谷田部
Contents
相談内容
サッカースクールの中で周りは前からサッカーをやっているようで始めたばかりでついていけない。このままではサッカーが嫌いになりそうなのでなんとかしてほしい。
とにかく本人がその気になるような最初の歯車を動かすことが重要です。今回も成功したケースです。
改善内容
サッカーの「楽しみ方」を覚えるために
ボールでの遊び方を覚えながら
サッカーのルール、体の動かし方、走り方、ドリブルの仕方、人とのかかわり方、ふざけ方
など様々な状況を作ることで、
「ボールで遊ぶことが楽しい」まで持っていきました。
この案件のポイント
初心者のお子様は、サッカーとは?
以前に「ボール」で何ができるのかをわかっていないことがほとんどです。
周りがボールを使って何かをしていてもレベルの差が大きければそれは蚊帳の外。
しっかりとその子のレベルを見極め
的確な変化を本人自身も自覚出来ながらレッスン内容を構築していくことで
「ボールを蹴る」「サッカー楽しい」までもっていきました。
今では朝でも日中でも暇さえあれば友達とまたは壁にひたすらボールを蹴りこんでいるそうです。
一か月ちょっとで上達のサイクルに乗れたケースです。
夏休みぶりのスクールでも初めて、1対1で相手をドリブルで抜くことが2回も出来た!とのご報告を頂きました。
補足2023.1.19
とあるサッカーの個人レッスンでは一年を見てくれと言われるそうです。
こんにちは
谷田部です。
他の個人レッスンでは上達するのに一年は見てほしい。と最初に言われるそうです。
もちろん商売上長く続けてほしいから言った。と言われればそれまでですが、
長年サッカーを個人レッスンで教えている私からすれば5分から10分ごとにどんどん上手くなることを実感していただけないと
それは仕事ではない。とさえ思ってやってきております。
一回二回の個人レッスンでも変化を実感し、下手すればその一回でチームに戻って
相手を抜きまくったり、点を取ってきたりと訳の分からない上達具合を発揮してしまう子もいます。
ですから、何か月も何年もというスパンで物事を考える時点で疑うべきなのです。
私の中で一か月。と言っているのはどんな子でも大体一か月くらいを目安に何かしらの変化がはっきりと表れてきます。
そうした意味で一か月くらいと基本的には言わせてもらっておりますが、どの子も初回から何かしらの変化を持って帰って頂いております。
チームでやる練習をコーチと2人でやったからと言って上手くならない
サッカーの練習メニューを一生懸命やっている個人レッスンをよく見かけますが、
見ていると
ラダーやハードルを使ってひたすらにアジリティやフィジカルトレーニングをやっていたりします。
またはチームでやるような練習をそのまま二人でやっている。。。
という光景
チームの練習はあくまでもチームの練習であり、個人が上手くなるためには正直
【メニューは何でもいい】
というのが結論です。
練習メニューがどうこうよりも大切なのは
その子の問題点を見つける力
そしてそれを改善させる力です。
こうした問題点を見つける力もなく、ただ、ありきたりの練習メニューをやらせて
時間をつぶすのはけして上手くなることはありません。
あくまでもシッターさん的な立場であればいい。
またはマンツーマンのサッカースクールというだけで満足であればいいのですが、
本気の上達を求めているのであれば、それはコーチを完全に変える必要があります。
個人レッスンとは、お子さんの本人の能力以上に教える側の能力がはっきりと出るのです。
2024.2月 追記
初心者の子どもは、ボールでできることを理解していません。
その子に合わせたレベルを見極めることはもちろん、レッスン内容を構築していく必要があると感じています。
長期間かけて個人レッスンをするのではなく、5分・10分でも確かな違いを実感する必要があると感じます。
また、チーム練習のレベルをあげたいのであれば、アジリティやフィジカルトレーニングをひたすらにやる必要はないと考えています。
子どもによって異なる問題点を見つける力を育て、改善させていかなくてはいけません。
子どもに本気で変わって欲しいと思うのであれば、コーチ(教える人)を変えていく必要があるのです。
伸び悩んでいるのであれば、まずは谷田部にご相談ください。