サッカー個人レッスン|「コーナーでヘディングが当たらない」「1vs1で抜かれる」原因は入り方と構え方だった

症例カルテ

1. 基本情報

  • 対象:兄弟(小6・小4)
  • ポジション:小6=MF/小4=DF
  • 利き足:共に右

2. 主訴(親・本人)

  • 親:コーナーからのヘディングが当たらない、1vs1で抜かれる場面があり、試合での失点やチャンス逸失につながっているため改善したい
  • 本人:セットプレーで競り勝てるようになりたい、1vs1で抜かれずに守れるようになりたい

3. 症状チェック(現象)

  • コーナーキックからのヘディングが当たらない
  • 1vs1の守備で抜かれる

4. 事前ヒアリング(状況整理)

兄弟ともに、勝負どころでの「入り方」と「構え方」に共通課題がありました。
ボールに向かう意識は強い一方で、形が整っていないために確率が上がらない状態です。

5. 診断メモ(最初に見たズレ)

  • コーナー:中へ入るコース取りと考え方が整理されておらず、入り方が「ただ走る」になっていた
  • 1vs1守備:構え方の影響で反転が遅れやすく、対応が後手になりやすかった

6. 観察ポイント(見る場所3つ)

  • コーナーの入り方:直線的に走るだけになっていないか(合わせる準備ができているか)
  • 体の面:コーナーで入る際に、体の面(向き・開き)を作れているか
  • 守備の構え:頭が前に下がって前荷重になっていないか(反転できる重心か)

7. 分岐チャート(もしAならB)

  • もし「コーナーで当たらない」なら → 走り方の設計から修正する(コース取り+体の面を作り、触れる形にする)
  • もし「合わせる直前で無駄が出る」なら → スピードに乗ったまま合わせられる入り方へ整える
  • もし「1vs1で抜かれる」なら → 足の速さではなく、構えと重心位置を直して反転できる状態を作る

8. 介入内容(やったこと)

  • コーナーの入り方を確認(中へ入るコース取りと考え方の整理)
  • 守備対応を実践(構え方を修正し、反転しやすい重心へ)

9. Before / After(変化)

  • コーナー
    • Before:スピードに乗っても、合わせるまでに無駄が出て当たりづらい
    • After:スピードに乗って合わせるまでの無駄が減り、ボールに触れられるようになった
  • 1vs1守備
    • Before:スピードに乗った後の反転が遅れ、距離が空きやすい
    • After:反転のための重心の置き方が変わり、相手との距離を詰めて対応できるようになった

10. 親の声

セットプレーで触れないのは気持ちの問題だと思っていましたが、入り方と体の面を整えたら変化が出ました。
守備も「抜かれない形」がわかってきて、試合での安心感が増えています。

11. 本人の実感

コーナーでどう入れば触れるかがわかった。
守備は構えと重心を変えると反転が楽になって、距離を詰められる感覚が出てきた。

12. 専門家コメント(担当:谷田部)

コーナーのヘディングが当たらない原因は、ジャンプ力や気合いよりも「入り方の設計」であることが多いです。
コース取りと体の面が整うと、同じスピードでも“触れる確率”が上がります。

1vs1で抜かれる場面も、足の速さの勝負に見えて、実は構えと重心の置き方で反転が遅れているケースが多いです。
頭が前に落ちる構えを修正し、反転できる重心に戻すだけで、距離が詰まり守備の強度が上がります。

13. 家庭で壊れるNG

  • 形が整う前に「もっと速く走れ」「気合いで飛べ」と結果だけを急がせる
  • コーナーで毎回同じ直線の入り方を固定してしまい、体の面の意識が消える
  • 守備で頭を下げたまま突っ込む癖を放置して、反転の遅れを繰り返す

14. 次の一段階

  • 試合での再現性チェック(コーナーの入り方、1vs1の間合いと反転)
  • 相手や状況に合わせて、入り方と構えを微調整できるようにする
  • セットプレーで「触れる」から「狙って当てる」への段階へ進める

15. 公開可否

公開

16. お問い合わせ(CTA)

「セットプレーで当たらない」「1vs1で抜かれる」は、身体能力ではなく“形”が原因のことが多いです。
現場でズレを見立てて、最短で整えます。
お気軽にご相談ください。