8の字ドリブルって実戦で何の役に立つのかよく考えもせず練習でやってませんか?
今回は8の字ドリブルを細かく分解して解説します。
Contents
【基本】初心者から上級者までやって欲しい8の字ドリブル
8の字ドリブルの良いところはまず一人で練習できるということ。
カラーコーン2本あればすぐに出来るので初心者から上級者までオススメメニューです。
ボールの触り方としては、アウト→アウト→アウトでカラーコーンを回って、インでボールを対角線に出し、そしてまたカラーコーンをアウトで回ります。
この練習で重要なポイントは目線です。
アウトでカラーコーンを回り終わる前に、次のカラーコーンをしっかり見るようにしましょう。細かいボールタッチになるので下が気になると思いますが、できるだけ顔を上げてドリブルするようにしましょう。一人で練習しているときは特にこの顔が下がってないかに注意をし、もし複数で練習しているときは他の人に顔が下がっていないか見てもらうといいでしょう。
ボールを触るポイントは、アウトは小指の外側あたり、そしてインは親指の側面です。ボールコントロールに気をつけてやるようにしてください。
この8の字ドリブルができると、アウトサイドターンが上手になります。実戦でも生きてきますので正しく練習するようにしてください!
利き足で上手くできるようになったら逆足でもチャレンジしてみましょう。
【応用】スピードを上げてやってみよう!
次にこの8の字ドリブルのスピードを上げてやってみましょう。
カラーコーンを回ってボールを対角線に出すときの強さがポイントになります。
ここでは、「出すとき」「回るとき」共に足はアウトサイドでもインサイドでも構いません。基本4回のタッチでやるようにしてみましょう。
スピードを上げるとバランスが崩れそうになりますが、姿勢を保ちつつやるようにします。ポイントはボールタッチのリズムと、ボールを前に出すときの体の向きの変え方です。スピーディーに向きを変えるようにしましょう。また、下を向かず顔を上げてやるようにしてください。
集中してやらないと上手くいきません!2周したら結構体がきつくなります(笑)
友だちとタイムトライアルでやると楽しくレベルアップにもなります!
【おまけ】ボールタッチをさらに磨こう
8の字ドリブルは片足でのボールコントロールになるので、両足でやるジグザグドリブルも練習メニューに取り入れるといいでしょう。ここでは谷田部がやっているジグザグドリブルを紹介します。右のアウトサイドで出して右インサイドで止め、左のアウトサイドで出して左のインサイドで止める…
体がボールに遅れないようにしっかり付いていくことを意識してやりましょう。
まとめ
8の字ドリブルはシンプルな練習ですが、ボールタッチ、ボールコントロールの面でとても効果的なトレーニングメニューです。今回の映像ではカラーコーンを使用していますがペットボトルでも代用できます。ぜひ毎日の練習に取り入れてみてください。
2024.2月 追記
なんで練習しているのかわからない子どもの多い、8の字ドリブルも意味を知ると、より真剣に取り組めるようになるのではないでしょうか。
一人で練習できるので、自宅でも気軽に取り入れられる練習方法の一つだと感じています。
ただ8の字を移動するのが目的になってしまわないように、目線を意識して移動できるといいですね。
8の字が上手くなると、アウトサイドターンのレベルも上がりますし、実際の試合でも活かせるようになるかと思います。
最初はゆっくりでも正確に進めるようにしていき、徐々にスピード感を持って8の字ドリブルができるようにしていきましょう。
集中力のアップにもなりますし、シンプルですが違いを実感できるトレーニングです。
2024.6月 追記
8の字ドリブルについて、目線を意識できるだけでも大きく変わってきます。
アウトの状態でカラーコーンを回り終わる前に、次のカラーコーンをしっかりと見れていますか。細かいタッチだとどうしても足元ばかりを見るようになってしまうので、顔を上げることを意識してみてください。
カラーコーンだけでなくペットボトルでも代用できるので、自宅でも気軽に挑戦しやすい練習だと思います。また、ドリブルを上達させるためには、足の裏でボールをしっかりと触れるように練習してみてください。
まずはボールタッチから入ってみて、触れる回数を増やしていくこと。感覚を養うことにもなるので、ボールコントロールが上達します。
サッカーの基本動作って、足の裏を使っているものばかりですよね。使う頻度を増やして、感覚を養っていけるようにしていきましょう。
2024.8月 追記
8の字ドリブルについては、何度もお伝えしている通りです。
一人でも練習できるので場所を選ばない点も大きいと感じるのではないでしょうか。ボールの触り方についても説明していますが「アウト」→「アウト」→「アウト」を何度も繰り返しカラーコーンを回り…と動きを何度も繰り返しつつ練習をしていきます。
視点でカラーコーンをとらえることも、ドライブでは重要なポイントになってきます。
自分では気付けないこともあるので、他の人に見てもらうように工夫しておき、8の字ドリブルの質を高めていけるといいでしょう。8の字ドリブルの練習も含め、サッカーで困ったことがあれば谷田部にご相談ください。