【サッカー】ドリブル練習②

【サッカー】ドリブル練習②

「ドリブル練習」①ではボールのみを使った練習を紹介しましたので、今回はカラーコーンやマーカーなど器具を使った練習方法を紹介していきます。

【基本】カラーコーン2本を使っての練習

まずはカラーコーン2本を並べてのドリブル練習を紹介します。

 

カラーコーンを2メートル程度間隔を空けて配置し、そこを8の字を作るようにドリブルして回ります。

 

何を意識して練習すべきかというと、

 ① 下を見ずに(足元のボールばかり見ずに)ドリブル出来るか

 ② カラーコーン間のボールコントロール、ひと蹴りで次のカラーコーンへ行く

です。①に関して、カラーコーンを回りきる前に次のカラーコーンを目視すること、そして②に関して、ボールコントロールの際は指先でボールに触ること。この2点が特に重要になります。

 

スピーディーに次のカラーコーンへボールを運び、コンパクトに回ることを意識して練習しましょう。この練習はカラーコーンでなくマーカーやペットボトルを置いても練習可能、自主練向きです。休みの日などこの練習でライバルに差を付けましょう!

 

【練習法】カラーコーンを直線に並べての練習

次はカラーコーンを5、6本、直線的に並べてのドリブル練習を紹介します。

1.2〜1.5m間隔でカラーコーンを配置し、その間をジグザグにドリブルしていきます。カラーコーン間をチョコチョコとドリブルするのではなく、左斜め前に進む場合はボールを左アウトサイドで出して左のインサイドで止め、右斜め前へは、右アウトサイドで出して右インサイドで止めて、を繰り返します。

 

ポイントは、①一定のリズムで、②ボールに付いて行くイメージで、③指先でボールに触ること、④目線を下げないことです。ヒザを柔軟に使うことも忘れずにやってみましょう。

 

慣れてきたら次は、ダブルタッチで出してダブルタッチで出して…といった感じでやってみましょう。数をこなせばこなすほど上達します。

 

 

【練習法】ゲートを作ってのドリブル練習

次はカラーコーンでゲートを作り、そこをスピードに乗ってドリブルする練習を紹介します。これはゲーム性もあるので、チームの練習の合間や練習終わりに仲間で競うのに適しています。

 

① 真っ直ぐのゲートを作りそこをスピードに乗ってドリブルする

 

何度かやったら、ゲートの幅を狭くし難度を上げましょう。

 

② ゲートを足技の「ロール」を使って交わしつつ進む

 

最初はスピードを上げる必要はありません。しっかり「ロール」(ボールの上を足裏で左右に転がす)で進みます。注意すべきは足裏は土踏まず部分ではなく、足指の裏で、体から少し離した位置で触るようにします。そうすることでロールのスピードが上がります。

 

ボールを体の真ん中においてロールすると失敗する可能性が高くなるので、必ずボールを蹴る側の肩の前にボールを置いてロールするようにしましょう。ロールは「速く」そして「大きく」動かすようにしましょう。

 

③ スピードに乗ったドリブルとロールを組み合わせて進む

 

ゲートのいくつかをずらしたり角度を変えて配置します。そうすることで、スピードに乗って直線的に進んだり、ロールを使って進むなど、より実戦的な動きになります。これも最初はゆっくりと、慣れてきたらスピードを上げてやってみましょう。

 

 

 

【応用】次の次を考えるドリブル練習

カラーコーンを4か所、十字形になるように、それぞれ2本を1.8m〜2.0m間隔で配置します。ここをダイレクトにひと蹴りで次のポイントへ行くようにします。その際、ボールはカラーコーンの間を通し、自分はカラーコーンの外側を回ります。ボールがカラーコーンに触れないように3周します。

 

ポイントは蹴ったボールの次の置きどころをイメージしつつ、さらにその先のポイントもイメージしながらボールコントロールすることです。この練習は繊細なボールコントロールと、何よりも体力を使う練習になりますので、チーム練習に組み込んでみるといいでしょう。

 

まとめ

今回はカラーコーン等を使ったドリブル練習をいくつか紹介しました。1人でやれるものから、チーム練習に適したものまでありますので、うまく取り入れて練習してみてください。続けることでボールコントロールが変わってくると思います。

追記:2024年4月11日

ドリブル練習メニューというのは日々新しく生まれ続けます。
ここ最近のYouTube撮影では、メッシのドリブル
という観点からボールが足から離れない練習メニューを撮影しました。
もちろん個人レッスンでも行っている内容です。
このドリブル練習のすごいところは
マーカーの並べ方。というよりは体の使い方
という点、ボールの動かし方。という点に世の中の99%の方は目が行きますが、
今回の内容は、体の動かし方。新たな発想の切り口。という点で
新たな発見ができる動画となっております。
ドリブル塾でも教えている内容となっています。

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