試合で力を出せない選手の改善症例
小学生/ミッドフィルダー

原因が分かれば、直す順番が見えてきます。
このカルテは、悩みを「技術不足」で終わらせず、最初に直す原因、数分で体感した変化、定着させる方向までを見るための記録です。
何ができないかではなく、なぜそうなるかを見る。
最初に変化が出る一点を選び、その場で感覚を変える。
変化した感覚を、別の技術と試合の場面へつなげる。
相談内容
小学6年生サイド / 中盤|「試合やゲームでプレーにムラがある。 特に、 最初は調子が悪いのに、途中から急に良くなるタイプ で、
同じ症状で悩んでいませんか?
- 試合でボールが来ない
- ドリブルで抜けない
- キックが飛ばない
- 足が遅い
まずは原因を診断してください。
症例の改善イメージ
実際の選手名・学校名・チーム名が分からないよう、匿名症例用のオリジナル画像で構成しています。



基本情報
この症例の見方
相談内容
「試合やゲームでプレーにムラがある。 特に、 最初は調子が悪いのに、途中から急に良くなるタイプ で、
原因
レッスンとヒアリングから、主な原因は次の2点に整理されました。 ① 試合の入り方で、いきなり難しいプレーを選んでしまう ・立ち上がりから、リスクの高い縦パスやチャレンジングなドリブルを選択しやすい。 ・成功率の低い選択が続くことで、ミス→焦り→さらに無理なチャレンジ、という流れになりやすい。 ② 調子が悪いときに「簡単なプレーに戻して立て直す」という発想がない ・「今日はダメだ」と感じたときに、 何を基準にプレーをリセットすればいいか を知らない。 ・結果として、難しいプレーを続けてしまい、さらに崩れていくパターンが多かった。 技術不足というより、 プレーの難易度のコントロール(簡単なプレーと難しいプレーの使い分け) と、 崩れたときに「簡単なプレーで戻す」というゲームコントロールの考え方 が身についていないことが、今回の大きなボトルネックでした。
改善内容
レッスンでは、バルセロナの基盤づくりにも関わった ヨハン・クライフの考え方 をヒントにしながら、 「試合の入り方」と「立て直し方」を次のように整理してレクチャーしました。 また、 プロも実際にやっている方法をレクチャーしました。 ① 試合の入りは『簡単なプレー』から入る 立ち上がりの数プレーは、 成功率の高いシンプルなパス から入る リスクの高い縦パスや、相手を何人も抜くドリブルは、 リズムが整ってから 出していく サイド・トップ下として、 「一度預かって叩く」「味方とのワンツー」「安全な方向へのドリブル」など、 “まずリズムをつくるための選択”を優先する 世界のトップレベルでも重視されているように、 試合の入りの時間帯は、 「試合に入る」「リズムをつかむ」ことを最優先にしたプレー選択 が重要であるということを共有しました。 ② 調子が崩れたときは『簡単なプレーに戻して立て直す』 ミスやボールロストが続いたときの 立て直しの手順 を明確にする 具体例: ・1〜2タッチの 簡単な横パス・バックパス で一度リズムを作る ・味方との距離感を整え、 ボールを動かしながら自分の感覚を戻す ・守備の場面でしっかりボールに触り、 守備から試合に入り直す 「調子が悪い=全部ダメ」ではなく、 『ここから簡単なプレーに戻して整えればいい』 という考え方に切り替える練習をしました。
改善結果
レッスン前: ・最初から難しいプレーを選び、ミスが続くと表情も硬くなり、さらに無理なチャレンジを重ねてしまう傾向があった。 レッスン後: ・「まずは簡単なプレーから」という意識を持つことで、 序盤のパスや判断に落ち着きが出てきた 。 ・ミスが出ても、「一度シンプルに戻す」という選択肢を自分で思い出し、 プレーの難易度を調整しながら立て直す姿勢 が見られた。 まだ1回目なので完全に習慣化したわけではありませんが、 「難しいプレーばかりを選ばない」「崩れたときは簡単なプレーで戻す」 という軸を理解できたことが大きな一歩です。 7. ご家庭での取り組み方アドバイス 試合前に「今日は 最初はどんなプレーから入るつもり?
J下部組織・トレセン・MLS NEXTを目指す選手へ
Jリーグ下部組織、トレセン、高校セレクション、海外のMLS NEXTのような環境を目指す場合、見られるのは「得意技があるか」だけではありません。判断の速さ、身体操作、プレースピード、ボールを受ける前の準備、試合で同じプレーを再現できるかまで整理しておく必要があります。
保護者の声
公開許可の範囲で匿名化して掲載しています。
『試合の入り方』と『調子が悪いときの立て直し』 をどうしたらよいか知りたい、というニーズでした。
匿名化済み同じ症状の症例
小学5年生FW / DF|2. お悩み お父さんとのお話で、守備の場面で「相手がドリブルしている時に並走になってしまう」「相手との距離感がズレる」「寄せ(アプローチ)が遠くなる」ことが課題として出ました。結果として、ボールを奪い切れずに前進を許してしまう場面が増えている、というご相談でした。を改善した症例
Before:遠い距離から寄せてしまい、並走になって奪い切れない。スピードに乗ると止まれず、相手に先へ行かれる。 After:一歩目で差を埋められるようになり、寄せた後に止まって向きを変えられる。倒戦歩を入れることで相手の前に立てるようになり、1対1でも奪える場面が増えた。
中学2年生フィールドプレーヤー|「ボールを足元に置きなさい」が間違いな理由|上手いのに通用しない選手の共通点 担当:野間悠太郎(サッカー家庭教師/個人レッスン) 基本情報 ・中学2年生 ・イギリス人選手(インターナショナルスクール) ・技術レベルは高い […]を改善した症例
・ボールの位置が安定した ・姿勢が崩れにくくなった ・プレーのスピードが向上した 特に、
中学2年生MF|ドリブル・キックなど技術は非常に高い。 普段の評価は高いが肝心な試合になると使ってもらえない しかし、試合になると 「勝ち切れない」 「点につながらない」 「良いプレーなのに結果に反映されない」 という状態。 MFでのプレーのため、 判断・エリア理解・再現性 の部分を強化したいというご相談。を改善した症例
思考の変化
関連FAQ
試合で力を発揮できないは個人レッスンで改善できますか?
はい。まず原因が技術、身体操作、判断、準備、メンタルのどこにあるかを整理することで、改善の順番を作れます。
同じ悩みでも原因は同じですか?
同じ悩みに見えても原因は選手ごとに異なります。谷田部の個人レッスンでは、表面のミスではなく根本原因を確認します。
同じ症状で悩んでいませんか?
- 試合でボールが来ない
- ドリブルで抜けない
- キックが飛ばない
- 足が遅い
まずは原因を診断してください。
まずは原因を診断する
サッカー個人レッスンや集中プログラムを選ぶ前に、今伸びない原因を確認してください。技術・判断・身体の使い方のどこから直すべきかを整理します。

