練習メニューを100個知るより、自分の問題点を1つ知るほうが上手くなる


こんにちは、谷田部です。

今日は「練習メニュー」について、少し違った角度から書いてみたいと思います。

サッカーが上手くなりたいと思ったとき、多くの人がまず探すのが練習メニューだと思います。

ドリブルが上手くなる練習。
キックが上手くなる練習。
トラップが上手くなる練習。
1対1が強くなる練習。

YouTubeを開けば、本当にたくさん出てきます。

実際、私のYouTubeをすごく見て練習してくださっている方もたくさんいらっしゃいます。

「動画を見て毎日練習しています」と言っていただくこともあります。

もちろん、それ自体は嬉しいことです。

ただ、一つ知っておいてほしいことがあります。

私が本当に大事だと思っているキーポイントのすべてを、YouTubeで伝えているわけではありません。

なぜなら、本当に大事なのは「どの練習メニューをやるか」だけではないからです。

練習メニューをやれば上手くなるわけではない

私が大事だと思っているのは、その練習メニューの中で、

「身体のどこを、どう動かすのか」

ということです。

どんな動作をするのか。

どの部位をコントロールするのか。

どこに力を入れるのか。

逆に、どこの力を抜くのか。

こうしたことを考えながらやっていかないと、どんなに良い練習メニューをやったとしても、結局はそのメニューを「こなしているだけ」になってしまいます。

同じ練習を10回やったとしても、何も考えずに10回こなすのと、

「今日はこの部分を変える」

と明確にして10回やるのでは、意味がまったく違います。

練習メニューそのものが、人を上手くしてくれるわけではないんです。

その練習を使って「自分の何を変えるのか」。

ここが重要です。

例えば「アウトサイドのドリブル」だけでも原因はいくつもある

例えば、アウトサイドを使ったドリブルが苦手な子がいたとします。

普通なら、

「じゃあアウトサイドを使うドリブル練習をしましょう」

となりやすいと思います。

しかし谷田部からすると、それではまだ大雑把なんです。

アウトサイドが上手く使えないとしても、その原因が全員同じとは限りません。

首なのか。

肩なのか。

腰なのか。

膝なのか。

足首なのか。

指なのか。

一つのプレーであっても、身体にはたくさんの部位が関係しています。

だから「アウトサイドが苦手」という現象だけを見て、アウトサイドの練習をさせればいいわけではありません。

なぜ、この子はアウトサイドを上手く使えないのか。

本当の問題はどこにあるのか。

ここまで見なければいけないんです。

ポイントがぼやければ、上手くなるまでの時間もかかる

YouTubeを見て練習して、上手くなることももちろんあります。

たまたまその子が本当に必要としていたポイントに触れることができて、上手くなることもあります。

それなら全然構いません。

でも、本来直すべきところとは違う部分を一生懸命練習していたらどうでしょうか。

本人は真面目に練習している。

毎日ボールを触っている。

いろいろな練習メニューも試している。

でも「本当に変えるべきポイント」がぼやけている。

そうすると、やっぱり時間がかかるんです。

私が非常にもったいないと思うのはここです。

練習量が足りないのではなく、そもそも何を変えようとしているのかが明確になっていない。

だから練習メニューを次々に探すことになる。

でも本当は、新しい練習メニューを探す前にやることがあります。

それが、

「この子の本当の問題点はどこなのか」

を見つけることです。

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