監督・コーチに言われた言葉を、そのまま練習しても上手くならない理由

こんにちは、谷田部です。

今日は、サッカーの個人レッスンを長くやっている中で、ずっと気になっていることについて書いてみたいと思います。

選手や保護者の方から、本当によくこんな相談を受けます。

「監督から判断が遅いと言われました」

「もっと周りを見ろと言われています」

「もっと走れと言われました」

「フィジカルが弱いと言われました」

「もっと積極的にやれと言われます」

「足を簡単に出すなと言われました」

「ボールタッチがもっと上手くなれば試合に出られると言われました」

こういう話を聞いたとき、私がいつも気になるのが、

「それで、どうしたらいいかまで教えてもらった?」

ということです。

「判断を早くしろ」

と言われた。

では、どうすれば判断が早くなるのでしょうか。

「もっと周りを見ろ」

と言われた。

では、いつ、どこを、何のために見ればいいのでしょうか。

「フィジカルが弱い」

と言われた。

では、筋トレをすれば解決するのでしょうか。

実際には、そんなに簡単な話ではありません。

私は、監督やコーチから言われた言葉そのものよりも、

「なぜ、その言葉を言われたのか」

を確認することが非常に重要だと思っています。

なぜなら、監督やコーチが言っている言葉は、その場面で起きた「結果」について言っていることが非常に多いからです。

例えばボールを持っていて、相手に取られた。

「判断が遅い!」

と言われた。

でも、本当に判断が遅かったのでしょうか。

ボールの止め方が悪かったのかもしれません。

次にパスを蹴れる場所へボールを置けなかったのかもしれません。

味方が見えていなかったのかもしれません。

味方は見えていたけれど、そこへパスを出す技術がなかったのかもしれません。

その場面で何を選べばいいのか知らなかったのかもしれません。

これらは全部、原因が違います。

だから「判断を早くする練習」を始める前に、本当はその場面まで戻って確認しなければならないのです。

今回の記事では、私が実際の個人レッスンで行っている、

「監督・コーチから言われた言葉を、実際に直せるところまで翻訳する」

という考え方について、具体例を使って書いていきたいと思います。

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