状況
学年:5年生
サッカー歴:幼稚園から
期間:1回のレッスンのみ
頻度:1回のレッスンのみ
性別:男の子
依頼内容:セレクションに最終まで残るがなぜか合格までいかない
担当:谷田部
相談内容
J下部のセレクションで最終まで行って
2人にまで絞られても受からなかった。
調子も悪くなかったのに落ちた”原因がわからない”。
あと一歩の理由を知り次のセレクションで合格をしたい。
というお父さんからのご相談
改善内容
上の学年でプレーしているというお話どおり
基礎スキルやパワーや体つきなども悪くはありません。
むしろ同学年であれば一人でこなせてしまうという印象。
判断力や判断をするために見るべきもの
見る方法、判断するための優先順位
そのための足元の技術や守備戦術など
【結果】
結果的には2つのJ下部からお誘いがありました。無事合格することができました。
この案件のポイント
一回で改善出来てしまった例です。
前年で足りなかったものは何なのか?
それはボール技術でもなく、むしろ「姿勢」と「頭の中」
ちまたでいう「判断力」でしょうか。
これは一目見て、分かった典型的な例でもあります。
判断力をつけるために必要なものすべてを、一回で詰め込みました。
あとはチームの練習やスクールの練習で意識付けしてやること。という宿題。
一回のレクチャーでしっかりと入ってしまった特別な例です。
しかもJ下部2つの合格をその年で出来たというわかりやすすぎる成功例です。
補足2023.1.19
J下部合格の返事は待ってもらえない現実
この記事は2019年のものです。
もう時効。ということでチーム名も出して書いていこうと思います。
この案件は浦和レッズジュニアに受かりたい。それかアルディージャジュニア
ということで頂いたご相談でした。
昨年は最終まで行ったものの両方ともダメだった。
では何が足りないのか。。。
ということでのご相談でした。
実際には、やはり”コレ”というのがあったのが事実です。
それを修正して臨んだセレクション
これが残念だったのは
アルディージャが先に合格の電話があったということ。
もちろんその場で受け入れるかどうかが問われます。
そしてそのあとまさかの本命レッズの合格の電話
不合格であれば電話が鳴らない。というこのセレクション特有の事情によって
先に返事をしてしまったアルディージャに決めた。という案件です。
よくある噂に「2つ以上J下部を受けると受からない」
という話
あれが嘘だというのがこれでよくわかると思います。
このようなもっともらしい噂が親御さんたちの間では流れているという事実
これもしょうもないですよね。
仮にこれアルディージャを断ったらどうなってた?
あくまでも予想として書きます。
もちろん一度OKしたものを覆すことは難しいでしょう。
仮に断った場合、やはりあまりに近すぎるチーム同士のためあまりいい印象を与えないでしょう。
同じ埼玉県内で県トレや世代別の代表などになると両チームのスタッフ陣が間違いなく関わります。
さらに言ったら所属していた既存チームの後輩が受かりにくくなる、、、
という点でそれはやめてくれ。と既存のチームのスタッフが騒ぐことが考えられます。
実際、私がその立場なら「知ったこっちゃない。」ということで
アルディージャを断ってレッズに入ったと思いますが、このケースでは大人な判断だったなあ、、、
という感じです。
それでも素晴らしい環境でサッカーが出来る。という点に関しては
J下部組織のチームに受かったということは素晴らしいことです。
もう一つは最終まで行ってもなかなか受からない。
というのは、大切なピースが一つ足りていない。ということ
こうした最後のピースを埋めるセレクション対策。という個人レッスンも常に受け付けております。