サッカーのパスの種類


こんにちは
日々、サッカー個人レッスンで現場に出続けている谷田部です。

今日は実践で使える!サッカーで身に着けるべきサッカーのパスの種類について解説していきます。

ショートパス


一番サッカーでの初歩的なスキルのパスです。
インサイドキックでの対面パスなどの練習が、基礎として行うのが主流です。

サッカーの試合の中でも数多くのパスがインサイドキックでの相手の足元へめがけて転がす
インサイドでのショートパスになります。

自陣のゴール前から相手のゴール前まで攻撃時にも守備時にも使うサッカーで一番多用するパスの種類がこのショートパスです。
プロの試合での成功率は80%以上と非常に信頼される技術です。

ミドルパス


ショートパスと言えばゴロのイメージですが、浮いた状態とゴロのイメージ両方しやすいのがこの
ミドルパスです。

ショートパスの場合、隣の近い選手へのパス。というのが大半ですが、相手のプレッシャーをかいくぐる場合には
一つ隣を超えたもう一つ向こうの味方にパスをしたい。という場合もあります。

こうした時に使うのがこのミドルパスです。
強さや浮いている。転がっている。ということは関係なく、「ショートよりも距離が長い」という意味で用いることが多いパスです。

ロングパス


初心者や小学生、中学生が憧れるのがこのパスです。
大きく空中をロケットのように飛ばすこのパス
何人もの頭上を越えるような高く、遠くに飛ばす。が代名詞のロングパスです。

サイドチェンジやクリアなど大きな展開時に使うパスになります。
ゴールキーパーからのパントキックやゴールキックなどのキックもこのジャンルに入ります。

ロングパスを蹴られるようになると自分自身のパスを出す相手を選べる距離が増え、自然と選択肢も増えてきます。
ロングパスを蹴られる距離が、視野の距離。と言っても過言ではないほど自分自身もパスコースをより多く探せるようになるので
ぜひ試合で使っていきたいパスの一つですね。

正しいロングキックの蹴り方をマスターしていくことがとても大切です。
通常、ロングパスの場合受け手側の処理も難しく、パスの成功率もショートパスに比べると激減しますが、正しいロングキックを身に着けると
相手も止めやすくなる。ということを知っておくことは非常に大切です。

スルーパス


通常のパスというのは、味方の足元を目指して蹴ります。
それに対し、このスルーパスというのは、味方が走っていく前方のスペースに向かって出したパスのことを言います。
俗にキラーパス。とも呼ばれるこのパスですが、相手と相手の間を通す
という失敗すると相手に取られてカウンターを受ける。というリスクもあります。

そのため、このスルーパスを使える選手はファンタジスタと呼ばれたり、司令塔と呼ばれたりして各チームに君臨する選手が大勢いました。
チームのエースと言えば、スルーパスが使える選手と言っても過言ではない時代があったのです。

それほど、スルーパス。というのは必殺技要素の強いパスの一種となります。
キャプテン翼や他のサッカーアニメや漫画でも必ずと言っていいほど味方のエースや主人公、ライバルなどが駆使したパス技としても
ネーミングが刺さったパス技術の一つです。

インサイドカーブやアウトサイドカーブなどで回転をかけてメッセージを載せたりするとまたさらにおしゃれです。
インステップの低弾道の切り裂くような強いパスはまたかっこよくて憧れの的になります。w

ループパス


ロングパスほど遠くない距離にロブボールを落とすように
ボールを下からすくい上げるように蹴るのがこのループパスです。

近くの相手の頭上を越す。という形で相手の意外性を突くのに適したスキルです。
相手もそうですが、見ている他の人をアッと驚かすのにも適したパスです。

短い距離で相手の裏に落とす。
スルーパスにも使える。
相手に囲まれて絶体絶命の場合にも使えるのがこのループパスです。
ちょっとおしゃれなパスを身に着けたい。という方はぜひ練習してみるといいと思います。
意外と試合で使うのは難しかったりするので練習はかなり必要な気がしますw個人的な感想です。

バックパス


通常のパスは前方や横に出すのですが、このバックパスは後方へのパスを表す表現としてよく使われます。
DFの選手からゴールキーパーへのパス。これが近年では「バックパス」の代名詞となっています。

イメージとしては多用すると消極的。とか弱気だ。という風に捉えられがちなこのパス
自陣のゴールキーパーへのパスとして、オウンゴールのリスクもあるためちょっと危ない。というイメージもあるパスです。

もちろん戦略的に大きくクリアをさせるときにゴールキーパーに転がしてあげる意図でする場合もありますが、
あまりよいイメージを持たれない

相手に対して、パスコースがあまり見当たらない。
どうしようもない。という場合に使う場合が多いパスの種類です。

ヒールパス


かかとを使った種類のパスです。

サッカーにおいて、かかとでのパス。というのは成功率が決して高くないイメージのため
このヒールパスを使うと「おしゃれ」という表現でテクニシャン扱いを受けることが出来ます。

自分自身の後方に出すため、事前に味方の動きを予想して自分自身も動きながら出す必要があるため
おしゃれかつ必殺技的な要素で表現されることがアニメや漫画では多いパススキルです。

相手の意表を突くことが出来るパスの一種です。

ノールックパス


パスのセオリーとして味方に「出すよ」と
目で合図をしてから行うのが基本とされています。

そうすると相手選手というのも、パスを出す選手の目をヒントに守備を行います。
それを逆手に取ったのがこのノールックパスです。

目のフェイント、顔が違う方向を見たりしているため、相手の意表を突いた崩しを行えるパス
としてサッカー界では使われています。

ただし、相手を騙せると同時に、味方も反応できなかったりすることもあるのがこの技術です。
ある程度、このようなパスを練習で味方に出すと大事な試合で味方が反応できず、ミスにつながるどころか
自分自身のパスミス。とレッテルを張られてしまうこともあるため事前の打ち合わせやコミュニケーションが大切になってくるパススキルになります。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
パスの種類。という題目で書くということで最初はそんなに書くことあるかな?
とも思ったのですが、実際に書いてみると意外や意外まだまだかけそうだったのですが、また次回にために取っとこうと思います。
個人レッスンではこうした一つ一つのパススキルやキックスキルについても丁寧に解説しながら
簡単に身に着けることが可能です。

実際にやって見せる。という実演も常に行っています。
まずはお気軽にご相談ください。

サッカー個人レッスンの元祖
サッカー家庭教師:谷田部真之助

 

追記

サッカーを長くやっていくとさまざまなキックの種類に触れる機会が触れます。
そしていろんな場面も経験していくと、「ああしたキックが出来るようになるといいな、、、」
という憧れとともにサッカーの楽しさにハマっていきます。

一種のコレクション欲というのでしょうか?技術的なコンプリートを求めることに没頭するというのが楽しみになる人もいます。
体のも鍛えつつこうしたコレクター魂にも火がつく

パスも上手くなって周囲にも喜ばれる。
仲間に感謝され讃えられる。
もちろん周囲とのコミュニケーションがないと成功率が下がるパスもありますが、こうした種類コンプリートというのも
サッカー人生においてまた一つの楽しみなのは事実です。

さまざまな選択肢を一瞬で判断して使いこなす無双感はこうしたパスの種類をコンプリートした先で得られるものです。
ぜひ走ることではなく、走らせる喜びを味わいたい方にはパスの種類コンプリート
というのはおすすめです。

2014.3月追記

サッカーのパスは、初歩であるショートパスをはじめ、ミドルパス、ロングパス、スルーパス、ループパスヒールパスなどたくさんのシュートがあります。

理想のパスができるようになると、サッカーの楽しさをより身近に感じてもらえると思います。

パスが上手いサッカー選手は、キックの質だけでなく空間把握能力にも長けている特徴があります。

足元にボールを置くトラップにも長けているので、正確なパスを出せるのも、良さだと感じています。

どのポジションなのかによってもサッカーの上手さは変わってきますが、ポジションが変わっても実力が出せるようになれば、より活躍できる幅も広がっていきます。

パスが上手くなれば周囲の人にも認められるようになりますし、喜んでもらえます。

パスをコンプリートするのも、サッカー人生の楽しみ方の一つといえるでしょう。

追記

パスの種類
実はこんなにあるんだな、、、と思った方も多いと思います。

パスの種類と言っても発想は本当に自由なところからがスタートです。
とにかく相手を騙すようなパスからシンプルに味方に渡すだけ
と言ったパスもあります。

究極を言えば、相手に取られずにボールを味方に渡せればいいのですが、
それを相手や見ている人が驚くようなことができればより楽しいよね。

より短いパスでゴールに迫れたら面白いよね。
トリッキーなのもいいよね。と言ったものを今回は紹介しました。
ぜひご参考ください。

2024.4月追記

パスの種類を知ると、サッカーの奥深さをより実感してもらえると思います。サッカーの技術のなかでも、最も使われているのはパスだといっても過言ではないと思います。

世界のプレミアリーグに視野を広げると、1試合平均400本以上のパスが出ています。

パスもその時の状況によって最適なパスが変わってきます。

瞬時に判断してパスができるかどうかが、得点の獲得にも繋がっていきます。

ショートパス一つにしても、注意する点はいくつもあります。

例えば、ボールのポジションでもパスをするときに、どこにボールを置くのかによっても変わってきます。

右利きの人が、右サイドにパスをする一般的な方法では、身体を動かした時点で予測されてしまいます。

パスについてより短く、驚かせるためにはどうしたらいいのか?考えるうえでも参考にしていただけますと幸いです。

2024.6月 追記

サッカーのパスは基本のなかでも重要なものなので、何度も追記しています。サッカースクールに入ったものの、パスの基本的な意味がわかっておらず、仲間にパスができない、試合中に動きが止まってしまうと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

サッカーのパスに対して、スピードばかりを求めればいいわけではありません。確かに、マークされている味方に対してパスを出すときに、スピード感は必要です。

でも、ダイレクトボールのとき、スピード感重視でないのはわかると思います。試合の状況に合わせて、パスに求められるスピードが変わってきます。だからこそ、とにかく速ければいいとはいえません。

パスにも種類があるので、すべてをコンプリートするくらいの気持ちでいろいろなものに挑戦してみてください。

基本のショートパス、ミドルパス、ロングパス、スルーパスなどポイントを押さえて練習しましょう。

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