【サッカー】基本だからこそ奥が深い!インサイドキックの世界!
インサイドキックはサッカーの基本中の基本です。しかし残念なことにサッカーを指導する中で9割近くの子どもたちが間違った蹴り方をしていました。そこで今回は正しい蹴り方を解説した上で、昭和・平成・令和のインサイドキックの教え方の変遷なども紹介していければと思います。
Contents
【基本】インサイドキック
サッカーの基本中の基本、インサイドキックの正しい蹴り方を解説します。
まず、「軸足をボールの横に」という指導がありますが、この蹴り方だと腰に負担がかかるので、軸足はボールの真横ではなく、ボールの少し後ろに置くようにします。感覚的には普通に歩く時の歩幅で、蹴り足がボールに当たるぐらいの距離感が良いでしょう。
ボールを当てる箇所はインサイドの「くるぶしの下の堅いところ」で、指先を下に向けず足底を地面と平行にして「前に押し出す」イメージで蹴ります。また、前に蹴り出した足はそのまま前に残すのではなく、元の場所に戻すイメージです。
インサイドキックのポイントとしては、
・前方に普通に歩くイメージで蹴ること
・キックの強弱は蹴り足の振りで調整せず、踏み込む距離と踏み込みの強さで調整する
・蹴るときは腰を曲げず、肩から足を振るイメージで蹴ること
・相手の蹴り足に向かって蹴るように習慣づけること
これらを意識してインサイドキックの練習をやってみましょう。
【基本】9割が出来ていない!インサイドキック
谷田部がこれまでレッスン等で出会った子の9割近くが間違ったインサイドキックを覚えていました。こちらの映像では悪い蹴り方を多数示し、正しい蹴り方に改善します。
【知識】昭和・平成・令和のインサイドキック
インサイドキックは基本中の基本ですが、実は時代によって蹴り方(そしてその教え方)の変遷があります。谷田部が昭和・平成・令和のインサイドキックを解説します。
【練習法】カラーコーンを使ったインサイドキック練習法
カラーコーンを使ったインサイドキックの練習法を紹介します。この練習法をやることで初心者や低学年の子は正しい蹴り方が身につき、高学年の子もビシッと強いインサイドキックが蹴れるようになります。カラーコーンがなくてもペットボトルで代用できる練習法です。
【練習法】親子で出来るインサイドキックの練習法
低学年のお子さんと一緒に親子で出来るインサイドキックの練習法を紹介します。
キーワードは「ハイタッチ!」です。近くの公園ですぐに出来る練習法です!
【上達のコツ】強いインサイドキックを蹴るための改善策
強いインサイドキックを蹴るためには「遠く」から「強く」踏み込んで蹴るのですが、それが出来ていても強いボールが蹴れない子がいます。この回ではその改善策を谷田部が示します。知っているようで知らない、インサイドキックの奥深さを谷田部が解説します。
【上達のコツ】インサイドキック 体をひねって蹴る子の改善
インサイドキックを蹴る時に体をひねってしまう子がけっこういます。そんな子のための改善策は……この映像で谷田部が初めてその方法を公開します。実はこの改善策はインサイドキックだけでなく、ロングキックなどキック全般の改善にもなりますのでぜひ練習に取り入れてください。
【上達のコツ】逆足のインサイドキック
逆足のインサイドキックの練習法と解説です。
ポイントはボールを置く位置!
この映像を参考に逆足のインサイドキックをぜひ習得してみましょう。
【応用編】浮かすインサイドキックの蹴り方
ゴルフのパターのようにボールを正確に蹴れるようになったら次は浮くボールです。インサイドキックはインステップキックよりもボールを当てる面積が広く正確に蹴ることが出来るので、ボールをクリアする際にインサイドキックが使えると便利です。またインサイドキックでフリーキックが蹴れるとサッカーの幅がより広まります。この映像でぜひ「浮くインサイドキック」をマスターしてみてください。
まとめ
インサイドキックはサッカーの原点、基本中の基本です。間違った蹴り方を覚えて力任せ蹴ると筋肉を痛める原因にもなります。正しいインサイドキックを身につけるとサッカーライフがさらに深まります。
補足:2023年8月
日本中でインサイドキックという基本を蹴れる。と思っている子はたくさんいます。
が実際には9割以上の子がこれを蹴ることが出来ていません。
だからこそ、正しいインサイドキックを覚えてほしいのです。
その理由としては、間違った昔のフォームというのは、怪我の要因になるからです。
腰やひざを痛める。
ボールが飛ばない。
故障の原因になるフォームを何よりも多く蹴るインサイドキックが原因となれば目も当てられません。
フォームというのは日々変わっていきます。
それがサッカーの業界というものです。
スポーツというものは、少しでもよりよく相手に勝つために行うもの
昔と同じでいい。というよりも日々研究と研鑽が行われています。
だからこそ、自分の負担にならず、そして軽くても強く飛ぶインサイドキックをもう一度こちらの動画や個人レッスンを通じて
覚えてほしいと思います。
サッカーで故障をする。ということをもうやめてほしいのです。
正しいインサイドキックは身体に負担をかけず、しっかりと相手にも読みづらい状態で味方が取りやすいボールを蹴ることが出来ます。
これを学ばずして何を学ぶのか?ドリブルがどうこう。というよりも一番サッカーで使うインサイドキック
これをもう一度学びなおしてみてください。
2024.6月 追記
サッカーの基本であるインサイドキックは重要なことだからこそ、何度もお伝えしています。約9割の子どもが間違えたインサイドキックをしていて、ボールが飛ばないだけでなく、足腰を痛める原因となっています。
よく言われる「軸足をボールの横に」という指導についても、負担がかかるやり方なのでおすすめしません。真横ではなく、ボールの少し後ろにおくだけでもかかる負荷がかわってきます。
時代とともに蹴り方の基本も変化しているので、以前と同じ指導をいているからといって、正しいとは限りません。常に新しい情報が更新されているからこそ「令和のインサイドキック」を身に付けるようにしましょう。
実際にご紹介している動画を見てもらえば、その違いがわかってもらえると思います。ケガをせずサッカーを楽しむためにも、基本であるインサイドキックを習得していきましょう。