本当の”潜在能力”を導き出すために

まずは思っていることを出す
感情を出す

何よりも今まで知らなかった剥き出しの自分自身に会い、知ること。
それから次のステージである
相手との戦いになります。

相手を知ることも大事ですが、それ以上に自分自身の弱点も長所も理解し相手にいかに合わせ勝ちに持っていくか。

最近の子はボールのことしか知ろうとしません。
スクールやチームは、今やボールの技術と勝つことにしか興味がないように思います。

相手の気持ちも自分の気持ちも尊重リスペクトとは言葉ばかりで
自分のことも相手のことも理解させようとする指導者を見たことがありません。

自分を知り相手を知ることは、結果思いやりになり、自然と尊重にまで行きます。
ボールを知ることよりも、最終的には、一気に周りを追い抜きます。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

彼を知り己を知れば百戦殆うからず

孫子の兵法にあるように
自分を知り相手を知れば何度戦っても負けることはないという意味ですが

武器であるボールばかりを知ろうとし、その技術を磨いている。

それではただの武器マニアであり
実際の相手ありきでしっかりと勝ち切る能力と繋げなければそれは、絵に描いた餅でしかない。

相手の急所と自分の能力を知り、実戦経験を積むことの方が
ボールの特性や技術は嫌でも上がります。

安全なところでただ、武器をひたすら磨くのは引きこもりの武器マニアと変わらない

今は冗談抜きでそんな子が増えています。

優しい子は本当にされて嫌なことすら理解できるはず

自分がされて嫌なことをやらない。

これが普段ですが、ひとたびフィールドに入れば
自分がされて嫌な

ことをいかにやるか。(ルール内で)
が褒められます。

だから、本当に思いやりがある子はこうした部分を理解し、使うこともできるのはずなのです。

最近では
やられたこともないから、やられた相手の気持ちはわからない。
そこがわからないから、やられて嫌なことすら理解できない。
相手の立場に立つ、想像力が欠如する。

そんな状態で実戦の中で活かそう。
というのでは圧倒的に経験値に差がつきます。

チームやスクールでなかなか上手くならないのは、こうした部分です。
何人もいる中にいて結局、ボールのことしか考えない。

ちゃんとやれば個人レッスンでしっかりと、教える人次第では出せるのです。

だから、私のレッスンでは、飛躍的に伸びる子が後を絶ちません。

こうした”突き抜ける”を阻害するもの

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大人の前、親御さんの前で
”お利口さんでいたい”
”かわいらしくいたい”
”褒められ続けたい”

というレッテルを張られていることに対して期待に応えようとしている。

失敗を恐れ、子供という殻にこもります。

要する子供たちの頭の中が
大人に張られているレッテル。大人の期待に応えることばかりなのです。

これが気持ちの優しい子には多い。
お父さんお母さんの期待に応えたいのでしょう。

しかし、これを言い訳に本当にやらなければならない苦しいことから逃げている子もいます。

本当に期待に応えるためには”戦いに勝つこと”
それは苦しい練習の先にある。ということも理解していたとしても、
戦わない。とう楽な方を取ってしまうケースが見受けられます。

やり方がわからない。もあると思いますが、それでもがむしゃらにもがいているかどうかで
ここははっきりと見透かされます。

これは本人だけの責任ではないのでしっかりと理解すること。(弱い自分も含めて)
そうすることで「スイッチ」が入り、初めて潜在能力を一気に引き出す準備が出来上がります。

こうした背景にあるもの

ニワカでしったかのお父さんお母さん。
これが一番タチが悪い。

自分のとこの子供に対してだけならまだしも、他所の子の”批評”やアドバイスまでかます。
(このアドバイス、よく聞きますが合っていた試しがありません。)
これのせいでどれだけサッカーを知らない親御さんがプレッシャーを感じているか。

その親御さんが受けたプレッシャーは、そのお子さんにまで波及します。

次にそうした親御さんたちに便乗するコーチと名乗る大人たち。
チームだけに限らず、スクールですらそうした”批評”の場にしてしまう。

そのせいで
トライ&エラーがチームの練習でもスクールでも許容されない空気が蔓延している。
本来失敗する場すら、大人の評価の場になってしまっている。

子供たちが異常にこうした評価を知らず知らずに気にしているのです。

本当に大切なのは○○○○ということを知ること

本当に大切なのは”トライ&エラー”は悪くない。ということを知ること

周りの期待通りにふるまう必要はないということ。

それは親からのレッテルすらも剥がす勇気が必要です。
(こうしたことをよくわからないチームのコーチは大人の選手と表現しようとする)

そして”真剣に戦う姿は恥ずかしいことではない”
ということを知ること。

サッカーで最も覚えなければならない大切なことは
失敗をしても、何度も向かっていくこと。失敗を次に生かし成功のために工夫をこらすこと

これに尽きるということを今の子達は知らない。
というよりも教わっていない。

​一生懸命を笑うお笑いやテレビの影響もある。
という話もありますが、少なくともそうした一生懸命はカッコ悪いことではない。
途中過程の失敗はむしろかっこいいと入れること。

これが今の小中学生には欠損していると思います。

まとめ

サッカーはミスが大前提にある。

いかにミスを無くしゴールを目指すかが、重要なのに、導入期の低学年でこの有様では先が思いやられる。とつくづく思います。

むしろ大人の目をいかに気にせず、子供が子供らしく無邪気にできるか。
大人の想像を嘲笑うかが大切で、大人の期待に沿う必要はないんです。サッカーは子供の遊びです。
それに”たかがサッカー”です。

偉そうにしているほうが逆に恥ずかしい。

サッカーのコーチなんて、大した大人の方が少ないんだから、むしろ褒められない方が私からすれば、安心だし評価は高いんです。

ニワカが増えたことで、サッカー人口も増えた中、変な人が増えたのも事実です。
まともな人たちが嫌な思いをする機会が増えているからこそ、
自分という信念を持ってしっかりと着実に進むこと。

休みながらでも着実に前進していくきっかけを一人にでも多く
そんな個人レッスンを日々お届けしています。

谷田部


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