いくらいい技術を持っていても使い方を知らないだけでセレクションは受からない
車(技術)と運転手(脳)
車の性能がいくら良くても使い方や運転の仕方が下手くそではレースでは勝てません。
同じように「考え方やその場の判断力」が上手くないと、セレクションでは、受からないのです。
チームやスクールは考えろ。とはいうものの、基本的なガイドラインすら教えてくれません。
これはコーチ達自身も教わったこともなく、理解もできていないからです。
掛け算割り算も教わらず、いきなり因数分解が出来るわけがありません。
そもそも足し算引き算すら教わっていない、教えていない現場がほとんどです。
裏技的なドリブルやフェイントは、コーチ自身が見せたいとか、自分がかつて出来なかったからというコンプレックスすら感じます。
ドリブルやフェイントこそ、遊びの中で覚えるものであり、強要するものではありません。
その反動が2019/2018セレクションの結果です。
シュートが入らない。外すは技術の問題ではないことが多い
シュートが入らない。外す。
この時の心境を聞くと、面白いのが
「周りの呼ぶ声が聞こえた」
「絶対に外せない」
「敵が目の前にいる」
「外したら怒られる」
などなどがよぎっている。という声を多く聞きます。
要するにシュートをする「スイッチ」が入っていないのです。
最近のレッスンではこうした「スイッチ」意識の持って生き方を一緒に作り上げています。
そうした時に必ず変わるのが
【顔つき】です。
そうすると立ち方まで変わります。
技術以上に頭の中身次第。ということがはっきりとするのです。
こうした脳の中身の使い方
一般的にはメンタルというのでしょうか?私はまた別物だと考えていますが
段取りや準備、心構えをしっかりと作っていく作業も個人レッスン内では行っています。
事実これでシュート成功率は変わります。
技術の問題ではなく、使い方、操り方が問題かもしれない
技術的な面を考えると、今の子供たちは非常にレベルが高いです。
私たちの頃と考えるとそれでできない。と言われても・・・
というのがとても多い。
そうすると問題は、心理面や心構え、内面的な問題が大きかったりしています。
それがJ下部のユースやジュニアユースレベルはもちろんですが、普通の小学生にすらやればできるようになります。
だからこそ自分自身の可能性にストップをかけることは、とてももったいないのです。
今なかなか伸び切らない、悩んでいる。という時はそのまま私のところに来てください。
ちょっといた気づきや知識で大きく変わる可能性は誰しも持ち合わせています。
谷田部