最近のサッカー界 技術重視の指導について

こんにちは
谷田部です。

お陰様で今年の夏から今現在にかけて
非常に忙しくさせていただいております。

さて今回は技術重視の指導が多いことについて書いていきたいと思います。

今の小学生や中学生というのは
フットサルやサッカースクールの普及等の点からも
非常に足元の技術というものが
我々のころとは比べ物にならないほど上手くなっています。

例えば情報としても
フリースタイルやフットサルの映像 ジンガやボールタッチドリルの書籍やメニューが増えたことが
大いに影響していると思います。

いうなれば
「頭でっかち」ならぬ「技術でっかち」
です。

しかもゴールデンエイジと呼ばれる
小学生低学年から高学年にかけて
ひたすらこの技術磨きだけを行わせるからまた問題です。

ここで大事なのは
技術というのはサッカーの試合に勝つための道具の一つにすぎないということ

鍋振りや包丁さばきだけをいくら練習しても
美味しいと言われる料理はできません。

味付けや美味しいものを作るという全体の目的を持つことが非常に大切です。

この全体の最終目標をもう一度再認識させずに
ひたすら技術を磨くことに熱中してしまう子だけを大量に作ってしまっている
現状は日所言うにまずいのです。

だから私のレッスンの場合
もう一度技術を使う目的を再認識させ
技術に頼ってしまう部分を解きほぐすレッスンも行っています。

困ったらやりこんできた技術を出すことに頼ってしまう。
これは弱い子供に限ったことではありません。

もちろん技術を磨くことは大切です。
それでも詰め込み学習ではなく
実戦と使い方を再認識させながら行うこと

これを忘れて指導しているスクールや親御さんが増えつつあるということが
目下、私の最大の懸念材料です。

2023.7月補足

2014年の9年前の記事
この頃はサッカースクールの足技というとドリブルというよりもフットサルを教える。
またはジンガ的なものが多かったように思います。
そう考えるとサッカースクールというものも大きく変化を右往左往している。ということが読み取れますね。

かくいう私もこのころはまだほかにサッカーの個人レッスンというものがまだまだ少なくライバルもまだまだ少なかったはずです。
今ではコロナの影響からか業界はがらりと変わりました。
コロナだけでなく、SNSの影響もあるのでしょうか。
個人レッスンというものが誰でも出来るようになってしまいました。

とても残念と同時にとても危惧をしています。
どちらかというと個人レッスンに悩みを抱えてきていた方のお悩みの大半の
チームのコーチたちが副業として入ってきているケースがほぼほぼだからです。

自分たちで出した悩みに対して自分たちで対応する?
それこそマッチポンプというか、わかっていたらそうなっていないはずですよね。
ということが今の現実では起こっています。

だからこそ、今一生懸命再浮上を目指している。というのでもあるのですが、、、
このままだとサッカー界はただただ死にます。

ある意味最後のセーフティネットだったはずのところが
結局踏み荒らされ始めています。

本当に困っている人たちのためにももう少しだけ何とか踏みとどまろうかと思ってはいますが、、

技術を教えてもらえなくて困って個人レッスンにきているのに
また技術を教えられないチームのコーチがお金をもらってみる。

もう聞いているだけでも、書いているだけでも頭が痛くなる
そんな状況に誰がした。と言っても仕方ないのですが、、
もうこうなったらちゃんとブログを読んでご理解いただけた方だけに一生懸命にやれればと思います。
サッカーの業界の裏側でサッカーの悩みに向き合ってきたからこそできる個人レッスンがここにあります。
お気軽にご相談ください。

2024.2月 追記

今の子どもは、足元の技術がとても成長していると感じます。

昔よりも早いからこそ、個人レッスンの重要性を感じています。

書籍や動画を見て学びやすい環境になったことも大いに関係しています。

ただ、ゴールデンエイジのときに技術的な部分だけを学べばいいわけではありません。

年齢に合わせた練習が必要になってきます。実戦を通して再認識させて行うことも重要だと感じます。個人レッスンは誰に教えてもらうのか?を意識しつつ、選んでいただけたら嬉しいと思います。

 

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